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[988-1] 2006年10月 8日(日) 23:05
コメント:
講演でのご本人の弁にもありますが、所詮高裁の判決はプロセスです。現状は「無事予選通過で決勝戦待ち」ではないでしょうか。 次回最高裁での判決が今後わが国での全ての代理母に関する司法・行政の判断基準とされるのです。 元々この問題は向井さんが現行法を充分理解のもとでご自身の意思を貫き、行政の対応に不服を申し立てたものです。 異口同音に「法の整備が遅れている、時代に則していない」と不満を唱える人達は向井さんの登場に「待ってました!」とばかりに拍手と声援を送っているようですが、 冷静な目で見ればこの人達は猫の首に鈴をつけに行く白ネズミさんを遠くで見守る黒ネズミさんのようにも見えるのです。 今や彼女とその家族は代理母問題の救世主の如くメディアでヒーローと化しています。 ご本人もそれを望むが如くこの件で講演行脚やメディア対応に東奔西走されています。 少子化問題の波に乗じて拍手喝采を送る人達は彼女が玉砕した時の事まで考えてあげているんでしょうか? これは日本人の倫理の根源に関わる判決です。 わずか十数年の医科学の進歩で倫理の基準を変えていいものかどうか。 一国の最高司法の判断はそんなものでは無いと思うのですが・・・ |
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