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[907-1] 2006年10月 2日(月) 17:51
コメント:
私も今回の判決は、代理出産を認めたものではなく、子供の養育環境を最善のものにするために与えた結果だと思っています。
人工的な妊娠・出産について批判的な意見を言う者に対して、何故必ず私達の気持ちなど分からないくせに・・と言うのでしょうか。自分達の行為は肯定的に論じ、私のような意見を言う者は、思いやりも想像力も無いかのような言い方をされます。しかし、反対の意見を持つ人だって、それこそ真剣に考えているんです。 子供を持ったからこそ生まれてくる意見だってあるんですよ。そこには必ず子供の立場に立った思いが存在しています。決して、大人の都合で考えたりはしていません。 反対意見に対して、攻撃的に排除しようとばかりするのではなく、何のための出産なのか、子育てなのかを一緒に考えてみて欲しいです。きっと正解はないのかもしれませんが・・。
向井夫妻のお子さんが、差別を受けることなく、親の愛情の元にお幸せに。 |
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[907-2] 名前:yukky 2006年10月 2日(月) 18:19
私も、まことさんとまったく同じことを考えていました。自分のような意見が少ないので、自分が悪い人間なのかと思って悩みましたよ。
まことさんと内容が重なるので、あまり書きませんが、高裁の判決に対しては、これで良かったと思います。
双子の子供たちと、家族4人、これから 幸せな道を歩んでほしいと思います。 |
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[907-3] 名前:ぽろ 2006年10月 2日(月) 18:28
子供のためを考えるなら 双子ちゃんが産まれた報告の記者会見での言葉通りに 「戸籍にはこだわらない、自分たちが血が繋がっていることがわかっていればいい」 んだから、双子ちゃんを連れて帰国してすぐの段階で特別養子縁組を組み、 自分たちの希望を通すための告訴→上告とまわりを騒がせることなく、 静かに暮らしてほしかったです。 それをしていれば、実母記載でなくとも もっと早くに子供たちは日本国籍もとれ 親子同じ戸籍にはいれていたのに。 |
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[907-4] 名前:ruru 2006年10月 2日(月) 19:12
>「戸籍にはこだわらない、自分たちが血が繋がっていることがわかっていればいい」 >んだから、双子ちゃんを連れて帰国してすぐの段階で特別養子縁組を組み、 >自分たちの希望を通すための告訴→上告とまわりを騒がせることなく、 >静かに暮らしてほしかったです。
まわりを騒がすって・・・あきれます。 騒いだのは「世間」ですよ。 それに特別養子縁組っていいますけど 調べたらそちらのほうがすぐにできないことがわかると思います。 向井さんたちはアメリカの方で実子としての 出生届けを持っているわけですから・・・。 というか実子としての出生届けしか 持っていないといったほうがいいかもしれません。
それを役所が実子じゃないんじゃないの?って突っ返したんだから。 書類がそろっていれば、何でも通しちゃう役所が、代理出産に関してはおかしいって 突っ返したんだから、それ相当の説明なり 法整備の元にしなくちゃならない。 それがあやふやなら、受け取るしかないはず。 |
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[907-5] 名前:乙 2006年10月 2日(月) 19:47
日本の産婦人学会が、子供の福祉を考えると 代理出産を認めると4種類の母親 (遺伝子上の母、産みの母、戸籍上の母、育ての母)ができ 子供が混乱しかねないと判断し、 また生命の尊厳の問題、商業化の問題、 人体を生殖技術の手段として用いることの問題点から判断して禁止した代理出産に自ら望んで挑戦し、 その過程をテレビドキュメンタリーや エッセイにしてまで世間にしらしめたのは 他ならぬ向井さん自身です。
法規制がないのをいことに編み目をくぐるぬけるグレーラインの行為をして商売にもして それで「騒ぐ世間が…」という擁護はあまりに稚拙だと思います。
またアメリカの出産証明(出産届けではありまませんよ)は 夫妻が望めば実の生みの母のシンディ名義にしてもらうことは容易だったはずです。 依頼者の希望で、実際に産んでいない人間名が 出産したという、事実に基づかない「出産証明」さえだしてくれるのですから。 事実を記載した証明書を出せない・出さない理由はひとえに「依頼者の希望」だからです。
それを元に特別養子縁組が難しい理由にするのはまさに本末転倒です。
「分娩した人間を母とする」という司法の判断は過去の判例からもでており、 品川区役所も不受理の理由としてその説明をしているはずです。
その決定を不服として裁判を起こしたのも 向井さん側であり、 それが世間の注目を集める行為なことを覚悟できていなかったというのでは 幼すぎる行為としかいえません。 |
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[907-6] 名前:梅 2006年10月 2日(月) 20:14
ruruさん
騒いだのは世間って・・・ちょっとどうかと思う。 お互い論理的に擁護なり批判なりする方が建設的。 |
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[907-7] 名前:乙 2006年10月 4日(水) 14:13
代理懐胎出産を通して生まれてくる子どものために、 また生まれてきた子どものことを考えることは 代理出産問題を考えるときにとても重要だと思います。 子どものことを考えたからこそ、2004年時の判決で裁判所は、「子ども達の国籍を認め、また同時に夫妻の養子に入れることすすめた」わけです。生まれてきて既に存在している子どもが法の狭間で宙ぶらりんな存在になってしまわないように。 個人的にはそれをなぜ、「受理市内理由が納得ができない」という親の理由で、その後2年間も外国人登録証も持つ身分にさせておいたのが理解に苦しみます。
日本産婦人科学会は、 代理生殖によって産まれた子供が成長した際に 将来自分の出生にまつわるサガ(宿命)によってアイディンティティクライシスに見まわれないように、そうなることがじゅうぶんに懸念される子供を人為的に誕生させることは子どもの福祉に反するとの理由で代理懐胎・出産を禁止行為にしています。
理由として、他にも人間を生殖の道具と扱うことは倫理的に問題がある、人身売買の観点からなど複数述べられていますが、 禁止理由として、自分の出生について自己決定権を持たない産まれてくる子供の福祉を一番にもってきているのは素晴らしい、としかいいようがありません。
産まれているからその子の福祉を考えるのではなく、、これから産まれてくる可能性がある命(子ども)の福祉を考えて 出来ることをあえてやらずに我慢する。
フランスの、人身売買と言い切って代理出産を禁止している法律も歯切れがよいですが、 日本の産婦人科学会の禁止理由は日本人が他の国に誇っていい素晴らしさだと思います。
やれるお金があるんだからやっていい、といった擁護は それに産まれた時から巻き込まれる子供のことを抜きにした考えにしか過ぎないと思います。 |
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[907-8] 名前:なおこ 2006年10月 4日(水) 16:43
まことさんこんにちは。おそらく、始めて参加させていただきます。
代理出産を認めても認めなくとも、子の福祉を第一に考えてくださったこと、とてもうれしいです。
人工的な妊娠・出産とは、どこまでの範囲をお考えなのでしょうか。私自身は、顕微授精、体外受精、人工授精、ドナーによる卵子・精子の提供、また帝王切開その他も、厳密に言えば人工的、と思っております。また、人工的な流産に対しても、許されることなのかと疑問を持っております。 |
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[907-10] 名前:まままあちゃん 2006年10月 5日(木) 21:20
乙さんの意見,もっともだと思います。
また都合の悪い意見だと管理人さんが削除しちゃうのかな(笑) 私も反対意見が消される瞬間を何度も見て参りましたから・・・
少なくとも日本ではまだ代理母そのものが認められていないのですから,自分たちの主張(実子扱い)が通らないことは予測していたはず。子の福祉を考えるなら,戸籍に入れずに裁判を続けるよりは,入れられる方法でまず入れてあげれば,という意見です。どちらにしても,子供にもいずれわかるでしょうし,今の戸籍の記載方法であたかも産んだように見えるのも逆に違和感を感じます。 子供達にとっては事実を知っても,戸籍を見ても,「大好きなお母さん」であることには変わらないでしょうし,そうあって欲しいと願っています。
確かに法律の中にはもう時代に合わないものもたくさんありますから,見直しは必要でしょうね。 |
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