「あつあつタイミングをはずしてしまっても、大丈夫!」
2006年7月3日
ダンナが鯛焼きを買ってきてくれました。 ・・・ということは、ダンナ本人が疲れているか、私が疲れている顔をしているかのどちらかだと思います。あ、その両方かも(笑)。 とにもかくにも、ここの鯛焼きは王道ですね。 麻布十番の浪花家総本店(03−3583−4975)さんは、なんと、明治42年創業とのこと。←普段は、白い薄紙の袋に入った状態で買ってきてくれるので、この箱のかわいさ(?)は存じ上げませんでした。 その年は、私の母方の祖母の生まれ年なので、・・・確か、1909年ですよね。 もうカレコレ、100年もの間、「♪むわいにち、むわいにち、ボクらは鉄板のっ」ではありませんが、ずっとずっと、いろんな人のいろんな疲れを癒してきた甘さなんだと思うと、あんこの一粒一粒まで愛おしくなってきますね〜。 冷えて硬くなってしまったものは、オーブンでちょっと焼くと、周りがカリカリになって、またまた美味しくいただけますので、って、あーっ!!!
箱の中に入っている紙に、「冷たくなりましたら」という案内が書いてあります! それも、お好みにより、6種類の「冷たくなりましてからのいただき方」がある模様です。はぁ〜、マジで今日、初めて熟読してしまいました。 浪花家の鯛焼きで試すのが一番いいのかもしれませんが、皆さんも、それぞれ、地元のお気に入り鯛焼きでトライしてみてくださいね。
@ ホイルで進んでオーブンで焼いてください。 A 蒸器で蒸してください。 B ガスの場合はとろ火でゆっくり焼いてください。←餅焼き網のイラストが描き添えてあります。 C 電子レンジの場合(約30秒)はサランラップで包んでください。 D 油で揚げて召し上がり下さい。 E バターを付けると一層おいしく召し上がれます。
ですって。 ちなみに、私は@、私の実家はA、高田道場の甘党選手は、たっぷりE番さんです(笑)。 Cも便利なのですが、温めてすぐに食べないと、レンジでチンしたものが冷めてしまったときには、んもう、カチンコチンになってしまうのでお気をつけくださいまし。 ・・・で、初耳だったのは、D番です。 揚げたてにゴマなんかふりかけちゃったら、中国風デザートになりそうですよね。 今度、トライしてみますね。ちょっと太りそうですけど・・・。
しっかし、「あんこ」の持つバイタリティには驚きます(バイタリティという言葉の使い方が合っているかどうかわかりませんけど)。 で、今、ちょっと思いついたんですが、名古屋独特の“喫茶店メニュー”の一つに、熱々のトーストにバターを塗り、あんこをど〜んと乗せ、さらに、その上に生クリームをどか〜んと乗せて食べる「おぐらトースト」っていうのがありますでしょ? そのノリから言えば、C番の応用編で、レンジでチンしたあと、表面が乾いてしまわないように速攻でバターを塗り、仕上げに生クリームをふんわり乗せていただくなんていうのもイケそうじゃありません?? ハイ、かなり太りそうですけど・・・。
今度、試して、浪花家さんにプレゼンしておきます。・・・無理か(笑)。 ただ、「たくさん差し入れをいただいて、それを余らせてしまったとき、どうすれば最後まで美味しく食べることができるか」というのは、非常に大きな課題ですので、・・・鯛焼きに限らず、いいお知恵を持ってらっしゃる方、教えてくださいね。 嗚呼、何故か、おばあちゃんちに行ったとき、ちょっと古くなった「かるかん」をあぶって食べさせてもらったのが、す〜っごく美味しかったのを思い出してしまいました。ほぇ〜ん・・・。 さて、今夜はこのへんで失礼しましょう。 おいしかった食べ物のことに関してだけは、メッチャ記憶力のいい向井でした。 |