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[666] 2006年10月16日(月) 3:41
体験記 |
<応援者さんへ> 私は先天的に膣欠損・子宮未発達のため卵巣は正常でも自力では子供を望めない体です。 私の経験が参考になればよいのですが。 長野の有名な産婦人科医師がまたもや発表していましたが、まず、国内で代理出産は無理です。 必然的に海外となります。 自力で通訳を頼み代理母を求む広告を出すと膨大な経費と時間がかかります。 したがって、斡旋業者に依頼することになります。 これだけネットが充実してきたので探すのは以前より楽にできると思います。 面接にて、代理出産に向いているか否か判断されます。 40歳以上で卵巣機能低下が予測されないか、お金さえ払えばいいという考えを持っていないか、夫の理解があるかなど幾つかの条件があります。 契約後、検査渡米に進みます。 現在通院していないそうですが、基礎体温を測る習慣をつけて下さい。 基礎体温で卵巣機能が正常か分かりますし、それを参考に血液(ホルモン)・超音波検査日が決定します。 この際、日本で協力してくれる主治医をみつけておくと後々楽です。 日本で上記以外に夫婦それぞれの感染症・血液型などの血液検査、精液検査を提出してから検査のため渡米。 不妊専門クリニックにて日本と同様に問診・内診後、代理出産が適用であると診断後帰国。 帰国の際、代理母と周期を合わせるため薬(ピル・誘発剤など)を持ち帰ります。 あとは、代理母候補決定まで待ちます。 決定後、スケジュールが組まれて採卵に向けて内服・自己注射を始めます。 採卵前に渡米、毎日超音波で卵胞の大きさ・数を診て採卵日が決定されます。 採卵後、凍結精子と体外受精(顕微授精)させます。 受精卵の分割状態は翌日(24時間後)・3日後(通常の移植)・5日後(胚盤胞移植)に報告されます。 状態のよいものを代理母に移植されたのを見届けてから帰国。 移植から一週間後着床したか連絡がきます。 ここまでかかった金額は渡米2回とコーディネーター代と検査・体外受精などを合わせて1000万程度かかっています。 なお、妊娠にはいたらなかったので代理母へのお礼はありません。 今後続けて依頼する場合1回300万程度かかると見積もっています。 私のお話しできるのはこの程度です。 不明な点があれば答えれる範囲で答えます。 決して勧めるものではなくそれなりの覚悟がいることを知っていただきたい。 高額だと思われるなら一度身内(両親)に相談するのも手かもしれません。 私は、夫の両親に先手で打ち明けました。 後々愚痴られるのもしゃくだったので。 結構強気で強引なくらいがこの方法を乗り切れるのではないかと思っています。 どこか割り切らないとやっていけませんよ。 BBSにもたくさん意見が載っていますが、代理出産に関わることを情報収集することも大切です。 でも、本当に本当にこれしかないと思ったら早めの決断が必要です。卵巣の年齢的にも。 また、挑戦できるのも若いうちだと思っています。後悔先に立たず。 |
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