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[4] 2006年 1月 4日(水) 0:02
体験記 |
息子を出産したのはいまから3年程前になります。 なかなか授からないし、もともと生理不順なこともあり「もしかして・・・?」 と思い不妊治療を専門としている婦人科に行ってみました。
調べているうちに「多嚢胞性卵巣症候群」ということがわかりました。 卵子が育たないということで、排卵誘発の薬や注射、タイミングなどの治療を受けました。 そのおかげもあって妊娠することができました。 妊娠中は順調・・・と思われたのですが、妊娠初期よりタンパク数値は高かったのですが、後期になりそれプラス高血圧にもなり「妊娠中毒症」ということで入院になりました。 入院して1週間目に破水がおこりました。中毒症ということもありなるべく早く出産したほうがいいということでしたが、なかなか子宮口が広がらず、子宮口を広げる薬と注射を打ちました。それからは順調に進みました。
出産後の1ヶ月検診で私のタンパク数値が下がっていませんでした。産婦人科から内科に行くように言われ、検査をした結果腎臓の病気(igA腎症)ということがわかりました。 息子が2ヶ月の時に2週間ほど入院しました。この病気は治ることはないようなので、投薬と生活の見直し、通院を欠かさないことで現状維持ということになります。
私の病気も安定してきて息子もすくすく成長している・・と思った矢先、息子の様子がおかしい・・・? 言葉の発達が遅いなとは思っていたのですが、療育センターでみたいただいたところ「自閉症の傾向がある」とのことでした。
「やっぱり・・・」と思いながらも、不妊で大変だったこと、その後の私の病気・・・そして息子の自閉症・・・。
もう何もかもイヤになったこともありました。すべてのことが受けとめられませんでした。 「どうして私だけ・・・?」と何度も何度も思いました。
いまは、息子の小さな成長もうれしいし、落ち込むこともたくさんあるけど、なんとか前向きになれるようになってきました。
これからも辛いことがたくさんあると思うけどなんとか息子のためにも元気に過ごしていきたいと思っています。 |
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