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「初お泊まり」

2012年4月28日

ゴールデンウィーク突入ですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

今夜の大阪出張には、なんと万里結太が同行しています。
いつものホテル、いつもの部屋に、万結・初お泊まりでございます。

…なんか、不思議な感じです。
ま、私が感じる不思議の何十倍も、彼らは摩訶不思議宇宙を感じているんでしょうけれど。

昨日は遠足。
今日は私と一緒に大阪ナイト。
テンションが高すぎて、すぐに寝てくれました〜(笑)。

今年もまたPTA委員をすることになったり、カタールのフレンド基金イベントにボランティア参加したり、念願の双葉に行かせてもらったり、久しぶりにお弁当を作ったり、今日は通学路のパトロール当番をしたり。

ここのところ、私もテンション高かったのかも。
ゴールデンウィークは、ちょっとゆるゆる過ごしたいと思います。

レーザービームのように、あっという間に終わってしまうのかもしれませんが。

…はい、今日貼りつけた写真は、万結のレーザービームです。
イチローさん仕様のスニーカーなんですよね。

イチローを大好きな二人がはりきって履いている靴を玄関脇に、こうして並べながら、もうこんなに大きくなっちゃったんだなぁと感じています。

実は。
万里結太が生まれる、ほんの少し前、ロスから関空に移動する飛行機内で、意外とゆっくりイチローさんと話したことがあるんです、私。←他に日本人客が一人もいなかったから、というウワサもありますが(笑)。

なので、万結がジャスコでこの運動靴を選んだとき、ついイチローさんと話したことがあることを、やや大袈裟に自慢してしまいました(笑)。

彼らは私とイチローさんが友達だと思っていて、…実はそれをまだ否定していない、赤面なワタクシでございました。


「まりちゃんの手」

2012年4月27日

先日アップした、桜並木の写真中で、私と一緒に写っていたまりちゃんの手が、素手だったけど大丈夫?という、友人からのメールが届きました。

ホントだ。
素手ですね。

弟さんに写メを送ろうと、直前までスマホを触っていたので、手袋をはずしていたのでしょう。

富岡町夜の森も、フル防護服着用エリアのはずなので、「まりちゃん、気をつけて!!」と言わなければなりませんね。

あ、そういわれてみれば。

夜の森よりも線量の高かった小良ヶ浜近辺で、防護服なしのスーツ姿の男性を見かけました。

マスクだけで大丈夫なのかな?と、車中からガン見してしまった私でしたが、その向こう側には東電の作業服を来た男性が二人、マスクもせず、ハッチバックを全開にしたまま、車から降り立ち、スーツさんの案内役をしている様子が見えてきました…。

う〜ん。
気をつけてくださいませ。

しかし。
目に見えないものに気をつけるのって、実はものすごく難しいことですね。

慣れてしまわないよう、心して生きていかなければ。


「くまさん」

2012年4月26日

優彦さんのビデオのすぐそばで、体長(?)5センチほどの小さなくまさんを見つけました。

双葉のまりちゃんと一緒に、請戸へお線香を点てに行ったのですが、何故か妙に、立ち去りたくない気持ちになって。

気づけば、無言のまま、まりちゃんも私もそこらを歩き、洋服の生地のようなものを見つけては、それを掘り上げたり、引っぱったりしてみたのでした。

まだ見つかってない方が、もしかしたら呼んでくれているのかもしれないと思って・・・。

Jビレッジに帰らなくてはならない時間も迫り、ふっと顔を上げてみたら、視線の先で、くまさんが金色に光るラッパを吹いていたんです。

何かを見つけられなかったとしても、ここで感じたことを飲み込まないで、小さなラッパで吹いてみて。
・・・と、言ってくれているのかもしれないと、本気で思いました。

そのくらい、このくまさんは光っていたんですよ。
また誰かに見つけてもらえるかもしれないと思い、くまさんは同じところに、そのまま置いてきました。


「もしかしたら」

2012年4月26日

丁寧に洗って、しっかり手入れすれば、中身は大丈夫かもしれません。
「優彦の記録」と書いてあります。

VHSで撮ってあるということは、優彦さんは、もうかなりお兄さんかな。

地元の方に託してあります。
泥を落として再生させるのが上手なボランティアさんがいらっしゃるのだとか。

もし思い当たる方がいらしたら、どうぞ、私にご連絡ください。

浪江町請戸小学校から数百メートル山側の、道路沿いにお線香を立てられる場所がありますよね。
その近くで見つけました。


「ゲートを逆側から」

2012年4月26日

はい。
私も正しく理解して、ちゃんと未来を考えたいです。

青空のもと、このゲート脇の植え込みには、何百本ものつくしがスクスク生えていました。

この写真の右手には、とても豪華な公衆トイレがあり。
そのすぐ奥には、カラオケ屋さんのビルがありました。

お店の窓ガラスやドアが壊れていたので、泥棒が入ったのかしらと覗いてみたら、入口で猫が死んでいました。

この季節ですから、どうにか冬を越せた牛は、草を食べることに不自由しなくなっていましたが、飼われていた犬や猫が食べるエサに関しては、もうまったくない状態であるに違いありません。

途中、一匹だけ子猫を見かけましたが、動く車に心底驚く様子を見せ、すっかり野生化しているのでは・・・と感じました。


「双葉町の春」

2012年4月26日

線量について、それぞれのガイガーカウンターの特性もわからないまま、載せてしまってよかったのかどうか。

うまく説明できませんが、立ち入り禁止になっていない区域にも、驚くほど高い数値の出る場所がある・・・ということだけは確かでしたので、シロウトとして、見たままをお知らせしておくことにした次第です。

番組取材のような、下調べを担当する作家さんや、専門知識を持ったアドバイザーさんが同行する形の訪問ではなく、本っ当にまったくのプライベートで行ってきたんです。

ただ、だからこそ。

原発事故は、まだ終わっていなくて。
あの場所から、未だ放射能が漏れ続けているとしか考えられない状況を目の当たりにした一市民として、感じたことを感じたまま、謎は謎のまま、ここにストレートに書くことができると考えたんです。

国や自治体や東電に向けて何か意見するというよりも、まずは、困っている友人兄弟と、弱っていくその親御さんを、どうにか少しでも助けたいんです。


双葉郡にご自宅のある方は皆さん、お家の片付けをする際、事前に申請をし、それが通れば少しだけ町に入ることができる・・・という形で、かろうじて故郷と繋がっているのだと思います。

もちろん、どんな事情があるにせよ、もう絶対に入れないという区域もあるのでしょう。

もうすぐ帰ることのできるようになるエリアもあると聞き、少し嬉しくなったのですが、よく聞いてみると、「帰ることはできても、住むことはできないんですよ。ライフラインが復活する見通しだってまったくないですし」とのこと。

あのぅ、それは「帰る」という言葉を使っちゃいけないことなんじゃないの?

国や自治体が使う「帰る」と言葉には、マジックがあるんです。「帰れますよ」と言えば、東電からの補助金が安くてすむわけですから。

住めないのに、補助がなくなったら、どこでどうやって生活すればいいの?

亜紀さん、私たち、そこが本当に知りたいです。ものすごく不安で、みんなもう疲れ果てて限界なんです。今、うちは住所不定ってことになっていて、クレジットカードも使えないんです。避難させてもらっているいわきの住所には”住んでいる実態がない”と、カード会社は判断するんです。かと言って、双葉町は居住禁止エリアなわけで、そこに住所は置けない。先祖代々400年住んできた場所でも、もうあそこは住まいじゃないんです。

・・・。
何も言葉が見つかりませんでした。


帰る場所、ほっとする、衣食住の足りる自分の居場所。
家族が揃うホーム、スイートホーム。
そこが突然奪われたまま、説明なく振り回され、心がカラカラになってしまっている方々へ。

私がシロウトデジカメで撮った故郷の写真を、できるだけアップしておきますね。
ピントが合っていなくてすみません。

まずは。
双葉町の、あまりにも有名になってしまったゲート。


「地表10センチが気になる私」

2012年4月26日

落ち葉のあたりは、28μsv/h以上ありました。

除染、できるのかな。
もう無理なのかな。

・・・大熊町には、もうすぐ誰も入れなくなるらしいと、双葉郡の皆さんはおっしゃっていましたが。

双葉郡で花を咲かせている植物たち、元気に動き回る蟻、空高くさえずるひばり、沼地でいーっぱい鳴いていたカエル。

立ち入り禁止の看板を立てるだけでなく、すべての生物達の未来に、ちゃんと向き合ってほしいと思いました。

あの日のまま止まってしまっている町は、泣きたくなるほど寂しかったです。


「百葉箱」

2012年4月26日

多分、ここが地表から1メートルなんですね。
福島県原子力センターの空間線量は、17.17μsv/hでした。

こうして見ると、この線量計、おそらく品川保健センターが使用しているものと同じメーカーのものですね。

この看板に書いてある電話番号に問い合わせしてみたいところですが、今、オフィスが機能しているのかどうか・・・。

ナノグレイ、自分で調べてみますぞっ!
私もお腹&背中に受けていたことですし。→何故か、背中の照射痕だけ消えません。床ずれも治りません。お腹の照射痕は消えて、すっかりぽっこりしているのですが。

ちなみに、この百葉箱のすぐ横に美しい桜の木があり、その根元あたりで計ってみたところ(低い場所好きですみません)、→→つづく


「大熊町にて」

2012年4月26日

福島県原子力センターにあった、電光掲示板です。

センターの建物前、駐車場の脇に小屋があり、そこで空間線量率をずっと計測し続けているようで、中を覗くと、絶え間なく折れ線グラフが書き込まれ続けているのが見て取れました。

「4028ナノグレイ」だそうです。

う〜ん、線量率という単位もあるんですね。

ちなみに、私は癌治療のために放射線治療を受けていたのですが、その際に「50グレイ」の放射線を照射されていました。

もしかしたら、「50ナノグレイ」だったのかもしれませんが、病院ではお医者さんも放射線技師さんも、皆さん「50グレイ」と言っていたのを覚えています。

昨日はお腹から、今日は背中から、明日はまたお腹から、という具合に、毎日受けていた照射は、それが積み重なって「50グレイ」になるよう設定されていたのでは・・・と思われますが。

刻一刻と数値が変わる(この直後、4800以上になったり・・・)、この「ナノグレイ」の意味することがわからなかったので、小屋のすぐ横にある、多分、これが測定場所だなと思われる百葉箱のようなものの前で、一応線量も計ってみました。


「マイクロシーベルト」

2012年4月26日

昨日、放射線量の単位を「ミリシーベルト」と書いてしまっていた箇所を訂正しました。
正しくは、「マイクロシーベルト」です。

ちなみに、私が住んでいる品川区の保健センターから、次のような数値も引っぱってきてみましたので、どうぞご参考に。↓↓


平成24年4月23日(最新)測定場所別測定値 
@品川保健センター(北品川3) 0.09
A荏原保健センター(荏原2) 0.07

平成24年4月16日(前回)測定場所別測定値
@品川保健センター(北品川3) 0.09
A荏原保健センター(荏原2) 0.07

単位:μSv/h(マイクロシーベルト毎時)

※大気中の放射線量の測定(国の方針に基づく調査)
各測定地点では地表から1メートルの高さで測定を行いました。
測定機器はDOSE RAE PRM-1200を使用しました。


↑↑とのことです。

地表から1メートルの高さで測地するのが、一応決まりだったんですね。
ちなみに昨日書いた、うちの近所で計った数値は、地表から10センチあたりの線量でした(汗)。

でも、子ども達がいつも土やら石やら草やらで遊んでいる場所だったので、つい気になってしまって。
子どもがしゃがんだ高さ、公園の枯葉、泥だんごを作る土、側溝そばの水たまり・・・。
どうにか安心して遊ばせてあげたいですね。

しかし。
「単位の表示が間違っているのでは?」というご指摘をいただき(ありがとうございました)、今、「これは、速攻でしっかり訂正しなくちゃ!」と、いろいろ調べてみる機会を得て、・・・これまでの自分が非常にのほほんと過ごしてきていたことに、改めて気づかされました。

女川から運ばれてきた、いわゆるガレキ(この表現は、あまり使いたくない気持ちがします・・・)が、八潮にある品川清掃工場で燃やされ始めて丸10日。←初回は4月16日〜28日。次回は5月7日〜6月2日まで、土日を除く平日に燃やされるそうです。

品川区清掃事務所許可指導係の方は、「ガレキを燃やし始める前と後とを比べて、空間線量的な変化は見られません」とおっしゃっていましたが、女川のためにも、品川のためにも、子ども達の未来のためにも、この数値が安定していることに、どこまで安心していいものなのか、もう少し深くまで確かめておきたいと感じました。

係の方に、「もっともっと安心できる情報をください」と、シロウト全開の質問をしたところ、「焼却灰については、都の管轄になりますので、区ではまったく分かりません。そちらへ問い合わせてみれば・・・」と、言われましたが(^^;)


「ガイガーカウンター」

2012年4月25日

向かって右側が、災害緊急支援を行っているNPO、シビックホースさんにお願いして借りたもの。

真ん中が、一般家庭のパパが個人的に購入したものを貸してもらいました。

一番左側は、ネットで調べたレンタルショップから、(そのショップ内で)一番性能のいいものとして借りてきたものなんですけど。

桜並木の下、3台の数値にバラつきがあり、少々戸惑いました。
放射線量を正しく測るのは、意外と大変だと聞いていましたので、最低は3つ用意しようと思ってはいましたが。

「2.86」
「4.53」
「7.31」
※単位は、マイクロシーベルト毎時だと思います。

何箇所かで測定したのですが、右のシビック5は、すべての場所で一番高い数値が出ました。

真ん中の一般家庭用(・・・の中では、相当いいもの!)は、9.99まで上がると、それ以上の数値は出ませんでした。←もっと違う単位を設定すればよかったのかも。

で、一番左のレンタル君は、どの場所でも一番低い数値を示しました。

昨夜アップしたブログ内に書いた、車中で出た非常に高い数値。
気になっている方もいらっしゃると思い、少しでも誤解のないよう、このカウンターたちもアップしておくことにしました。

あのとき、4号基が遠くに見える路上に停めた車中にて。
シビック5は80μsv/h。
真ん中さんは9.99で早々にストップ。
そして、レンタル君が45を示した、というわけです。

車の外では、一体、どれだけの数値が出ていたのでしょう・・・。

地元の皆さんは、「風向きによって、湯の森あたりでも高い数値が出たりする」と、口々におっしゃっていました。

ちなみに、昨日、私が測定した中で、家々が建ち並ぶエリアとして、一番線量が高かったのは、大熊でした。


P.S.

放射線量の単位を、昨日「ミリシーベルト」と書いてしまっていましたので、訂正しました。すみません。
このカウンターに出ている数値の単位、「μsv/h」は、「マイクロシーベルト、パー、アワー」です。
ご指摘、ありがとうございました。 4月26日 向井亜紀(拝)


「満開の桜の下で」

2012年4月25日

向かって右側がまりちゃん。
左側のでっかいのが私。

離れて暮らす弟さんに写メを送るため、笑顔を作ったまりちゃんの気持ちが切なくて。
中途半端にひきつってしまい、すみません・・・。


「自分の目で」

2012年4月25日

今日、福島県双葉郡へ行ってきました。

心を引き締め、防護服を着て。

福島第一原発が目視できるところまで近づいたのは、もちろん初めてのことです。

本当に原発は安全なのか。

自分の目で見て、自分の身体で感じて、そこから気持ちを決めなくてはと思い、双葉町に住む(住んでいた)友人に連れていってもらったのです。

ご自宅の片付けをお手伝いしつつ(すっかり茫然自失、ほとんどお力になれずごめんなさい)、桜満開の町を見渡し、車窓からあちらこちらを指差しては、思い出話を集めたりして。

が、そんな中。
車を走らせているにも関わらず、線量計がブルブル震え始め、なかなか止まらなくなったのです。

線量がある程度以上の勢いで上がる際、ブルブル震えるように設定されているガイガーカウンターだったので、気になって車を止めてみたところ…。

線量計の一台は45μsv/h、もう一台は80μsv/hまで上がっており、最後の一台は針が振りきれて止まっていました。

↑「μsv/h」は、空気中の放射線量が毎時〓マイクロシーベルトある、とする単位だと思われます。

双葉町の友人に窓やドアを開けないよう厳しく言われ、車の中でじっとしている状態で、この数値。

ちなみに、まったく同じガイガーカウンターで、高田家近辺の地表から約10pの場所で計ったところ、0.07μsv/h、0.08μsv/hだったので…。

計測値が45〜80μsv/hと、カウンターによって開きがあることについての曖昧さは感じるものの、うちの近所の600倍以上もの線量が車中まで届いてしまっていると言えるのではないでしょうか。

福島第一原発の4号基が遠くに見える、東電の敷地外の路上に停めた車の中。

震える線量計が示した数値。

4号基だけ、建家が三角屋根のカバー状建造物に覆われていないのは、何かが収束したからではなかったのか。

餓死した牛の亡骸が脳裏から離れず、頭がズキズキ痛みました。

謎はさらに暗く深まってしまいましたが、自分の目で見たことから自分の気持ちを決めることのできた、今日は特別な日になりました。

まりちゃん、まもるくん、どうもありがとう。


「動き出します」

2012年4月19日

生殖補助医療に関する新しい風、吹くかもしれません。
いえ、もう風が起こった、と言っていいと思います。

これからの道のりを考えれば、まだ小さな風かもしれませんが、動き出したこと自体が、とても重要なことだと思っています。

微力ながら諦めず地道に続けてきたこと、悔し涙を流しながらも望み通してきたこと、それが形になって、この春デビューします。

永田町からの帰り道、もう何十回歩いたかわからない坂道を、嬉しくて小走りしてしまったのは、まさしく今回が初めてでした。

特に同じ悩みを抱えている皆さんへは、形になってからお知らせしようと、もうずっと考えていたのですが、・・・それが今日、というわけです。

立ち消えになったもの、あと少しのところでお蔵入りになっているものなど、実はいろいろ、本当にいろいろあったんです。

子ども達は8歳。
あの最高裁決定から丸5年。

勉強レポートを机の上に積み重ねながら、これだけは絶対にしまいこんじゃダメ、諦めたらどんどん遠のいてしまうと、自分で自分に言い聞かせながらコツコツ歩いてきました。

長かったような気もしますが、ここまでは、いわば予選です。
もう少しで国の代表になれて、そこを突破した向こうに、オリンピックが待っている・・・。
金メダルへの道を考えると、まだ時間はかかりそうです。

もちろん、金メダルを取れたとしても、我家の子ども達の身分が時間を遡って変わることはありませんが、それでも、誰かの胸に光るその金色の輝きを自分の目にしみ込ませ、思いっきり泣きますよーーーっ!!!!!

頑張ります。

今日貼り付けた写真は、万里が撮ってくれたもの。
万結が一年生になるとき、入学祝にデジカメがほしいと言ったので、激安のカメラを買ってあげたところ、万里が初めて撮った一枚目の写真がこれだったんです。

リビングに飾ってあった絵に、いきなりぐんぐん近づいて行き、虹の部分だけを撮って、「この虹、ママのお腹にくっつけて。お腹が治りますようにって。虹には魔法があるんでしょ」と。

・・・ホントにホントの魔法は、キミ達なんだけどさ。


「昨夜、下北沢にて」

2012年4月13日

ミスDJ、プチ同窓会です♪
昨夜、下北沢のフレンチのお店に集合して、ガールズ(?)トークを炸裂させてきました(笑)。

カジュアルなのに、とーっても美味しいレストランで、絶対にまた来させてもらおうと思いました。
ま、なお美ちゃんが完璧にワインをセレクトしてくれるから、そして真理がお料理をナイスチョイスしてくれるから、何倍も美味しく味わえたわけなんですけど。

しっかし、なお美ちゃんのこの胸!
この格好で下北沢のコチャコチャお店の密集した路地に現れられたら、誰だって「おっぱい星人」の目つきでガン見しちゃいますよね〜。

この後、真理のおうちにお邪魔して、アイスクリームを食べながら、娘さんや息子さんともおしゃべりできて、何だかほっこりして帰ってきました。
・・・その前に、このお店でどんな話をしたかは、3人だけの秘密、ということで。おほほ。ほっこりの反対側でございましたわよ。

先日、爆笑問題の太田さんに、ものすごいテンションで、「ウソ! ミスDJ、みんなで今も会ったりしてるんだ!! 千倉真理、どうしてるの? 何してるの? ええーーっ!!! この番組で同窓会してほしい、絶対に!」って、言われたんですけど。

ガールズトーク、放送できないくらいすごいかも(笑)。

なお美ちゃんの男前なひたむきさ、超のつく前向き加減に、いつもメッチャ元気をもらう私。
真理は、実は千倉書房の社長さん。すごく素敵な本を丁寧に作っていて、やっぱり憧れの存在なんだけど、天然具合も相変わらずで。

この2人を目の前にすると、まさしくこの写真に写っている通り、私は本っ当にぼわーんと冴えない世間知らずの理科系少女(?)である自分をひしひしと感じることとなりまして、・・・ちょっと情けなく、でも妙にほっとできるのでありましたん。

また会おうね。 


「特別なお花見」

2012年4月10日

おはようございます。
「長引いた風邪から復活の兆し向井」でございます。

思えば、天神の募金が異常に寒かったなり・・・。
あそこで急に熱が出て、でも翌日のDKCは気合で乗り切ることができ、ほっと安心しつつ、グアムへ家族旅行。
南国パワーに癒され、熱も吹き飛んだはず・・・だったのですが、帰国して大阪・富山の冷たい雨に撃沈。
どうにか復活し、着物でキメて司会の仕事をしたところ、気合で元気になった・・・ような気がしたのですが、やはりブリ返してしまい。
残念ながら、今年はここまで、ゆっくりお花見をすることができずにおりますデス。

この写真は、日曜日、子ども達があまりに散歩に出かけたがるので、身体中にカイロを貼り付けつつ、目黒川沿いを歩いた際に撮ったものでございます。
ポットに熱いコーヒーを入れ、コンビニのお団子を買って。
キックボードでどんどん遠くまで行ってしまう万里結太に追いつけるはずもなく。
一人、団子を桜の空にかざしてみたりして。

皆さま、この季節の風邪にはご注意くださいませ。
春の陽射しに誘われ、キメたい仕事はアドレナリンで乗り切りつつ、パステルカラーのひらひらオシャレを敢行し、ついついふんわり夜桜の下、時間を忘れて人生を語ってしまう・・・と、なかなか治りませんことよ。←お蝶婦人っぽく、言ってるつもり(笑)。

さて。
新しい学校、新しいクラス、新しい職場、新しい恋。
いかがですか。

あう。
今、自分のパソコンで「こい」って打ったら、故意、濃い、鯉、と出て、この「恋」は4番目でした。
鯉より下に出てくるなんて、私の人生に「恋」という要素がなくなって、一体どのくらい経つというのでございましょう。

新しい恋、ゲットしてくださいね。
新しい鯉をゲットすることも、もちろん、とっても素敵なことですし。

そうそう。
この春から、万里と結太が別々のクラスになりました。
1、2年時は、同じクラスにしてもらっていたのです。
何となく、別のクラスになるんだろうなと想像していたら、入学前、学校(家から一番近い、区立の普通の小学校です)からご連絡があって、「双子さんの場合、保護者からの希望を伺うことにしているんです。同じクラスがいいですか? 別のクラスにしますか?」と、わざわざ聞いてくださったんです。

で、幼稚園でお世話になった先生方と謝恩会の後、ちょっぴり飲んでいた席で、その話をしてみたところ、「せっかく聞いてもらえたんですから、1、2年の間くらい、同じクラスにしてみてもいいんじゃないですか」と、アドバイスをいただきまして。

あれから、2年。
おかげさまで、万里も結太も、学校が大・大・大好きになりました。
時間割も連絡事も行事の準備も先生とのおつきあいもまったく同じで、ワタクシも大変助かりました。
PTAの委員も、意外と出動回数が多く、大変ではありましたが、ママ友達も増え、学校内のこともわかるようになって、すごく楽しかったですし♪

が、その分。
クラスが別々になったらどうなるんだろう・・・。
と、正直、少しだけ不安もあったんです。

ワタクシは、放課後も、暇さえあれば一緒に遊んでいるような、めっちゃ仲のいいお友達が、万里のクラスと結太のクラスに、うまくバラけてくれたりすると嬉しいんだけどなぁ、と思い。
結太は、怖い先生だったらどうしよう、と心配し。
万里に関しては、1組になるかな、2組になるかな、と思い悩まなくていいところで、ドキドキしていて。←1学年2クラスしかないんですけど(笑)。

結果は。
仲良しのお友達と、それぞれがバッチリ同じクラスになれ、1組&2組の合体仲間と一緒に、早くもロボット展を見学しに出かけてみたり、どちらのクラス担任も怖い先生ではなく、ちなみに、万里は2組になって、いやはや、めでたしめでたし。

しっかし、万里と結太、性格はかなり違っていますね〜。
これからは、叱り方とか励まし方とか、しっかり言葉を選んでいかなくてはならないと思います。・・・できるものかどうか、自信はありませんが。
お互いの見ている時に叱るとか、見ていないときに褒めるとか、そんなタイミングの選び方も難しくなってくるのかも。

う〜ん。
2人ともまったくもって「勉強タイプ」ではないので、何か、「夢中になれるもの」を探し当てられたらいいんですけど。
できれば、塾に行くことなく、小学校6年間を過ごさせてあげたいなぁ。
高田や私がまったく塾に行っていなかったので、こんなふうに思うのかもしれませんけど。あの頃は、「放課後=自由時間」でしたから。

今から思うと、あの「自由時間」の中で体験したドキドキこそが、その後の自分を形成するパーツだったような気がします。
勉強は、そのパーツを繋いだり、少しずつ形成されてきた自分を説明・表現するための道具だったりと、そんな二番手的な存在だったんじゃなかったっけなぁなんて。

22時に塾が終わって、30分補習をして帰宅して、23時に寝て、朝は5時半に起きて学校の宿題をして、学校の休み時間だけがハシャげるチャンスで、放課後は塾の宿題をガツッと終わらせてから、ママの作った「塾弁」を持って塾へ・・・という毎日を送っている、5、6年生のお兄さんお姉さんのことを考えると、「頑張って!!!!!」と、心から思いつつも、胸が苦しくなってしまう昭和濃厚なワタクシなのであります。

さてさて。
またダラダラと長くなってしまいました。
こんな春の心のもやもやちくちくほわほわは、やはり桜の下で、味わいたいものですね。

実は。
今年の桜は、福島県双葉郡双葉町で見ようと思っています。
双葉町の中では、多分、珍しい存在だっただろう、ずっと原子力発電所に反対の声を上げ続けてきた造り酒屋さん親子と一緒に、双葉の桜を愛でておこうと約束しているのです。

「ここの桜、本当に綺麗なんです。見てあげてください。いつまで見られるか、わからないです」
このブログ(3月10日)にも少し書いた、頑張り屋さんのまりちゃんから、そう誘ってもらって泣きたくなりました。

桜の木や、木が根を張るその地面が、ずっとそこにあってくれる。
そこにある木が花をつける様子を、春を待って見に出かけられる。
花を見上げながら、心置きなく団子を食べ、酒に酔うことができる。

花見の季節が巡ってくると、膨らむつぼみを横目で見ながら、自分の都合ばかりを考えてきた私でしたが、・・・当たり前のことって、本当はすごく少ないのかもしれません。
自分の浅はかさを、木から地面から教えてもらいに、心して出かけてきますね。

私はこれまで、ただの一度も、これっぽっちも、「原子力発電所が安全だ」と思ったことがありませんでした。
なので、いわゆる「原発の安全性についてアピールするための仕事」のオファーを何度もらっても、「勉強不足で申し訳ないのですが、今のところ、安全であるとする理由が、私にはどうしても理解できませんので」と、すべてお断りしてきました。

でも。
そんな「逃げる」「避ける」体勢は、反対でも何でもなかったんだなと、改めて思っています。
まりちゃん親子にも、400年もの時の移ろいを見てきた酒蔵にも、いろんなことを教えてもらいたいです。

てるてる坊主を作り、桜前線を食い入るように見つめながら、特別なお花見を待つ春四月であります。