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「ゴーヤ、ニガウリ、レイシ」
2006年8月30日
ゴーヤもニガウリもレイシも、同じものです、多分。 微妙な違いがあったりするのかもしれませんが、私の実家では、もう35年ほど前から、ずーっと“ニガウリ”と呼んでまいりました。 が、母が故郷・鹿児島へ電話をかけ、おいしいニガウリを送ってほしい旨、友人知人にお願いする際などは、確か、“レイシ”という呼び名を使っていたような気がします。 ゴーヤと呼ぶのは、主に沖縄の人のような感じもしますが、・・・どうなんでしょう?
さておき、今日の写真は、「手乗りレイシ」です。 私のよく行くレストランのマダムからお裾分けしてもらったものなのですが、コレ、仕入先の黒豚農家さんから(お肉のオマケとして)送られてきた、そのお宅の庭先で育った無農薬レイシなのだそうです。←その黒豚農家さんは、“レイシと呼ぶ派”みたいですね。 特別に肥料もやらず、農薬も使わず、ほぼ放ったらかし状態で育った、鹿児島の野生レイシは、このくらいのサイズが普通なのかもしれません。 が、これが、美味しい! とびっきり苦くて、非常によかレイシなのでございます! よって、最後に残った、このレイシさんは、このまま食べずに熟させ、種を取って、我家の庭の住人になっていただくことにしてみました。うまくいくといいなぁ〜。
私が小学3年生の頃から、大宮(今はもう、“さいたま市”になっているんですが、どうも、懐かしい話をするときは、“大宮”といいたくなるものですね)の実家の庭には、ニガウリが植えられていたのですが、当時の「ニガウリの知名度in関東」と言えば、それはもう大変な低さでありましたので、・・・よく、口の悪い同級生に言われたものです。 「向井んちの庭にある、アレ、毒キュウリだろ。イボイボのヤツ、気持ちわりぃ!」と・・・。 ニガウリが異常に好きな父親のために、鹿児島から苗を取り寄せ、気候の違う大宮でシロウト母ちゃんが育てたニガウリでしたから、それはもう、手乗りも手乗り、細くて小さくて、イコール、あのイボイボも超・密集していて、見かけも苦さも爆裂していましたっけ(笑)。
あの頃は、テストで悪い点を取ったりすると、「コレを食べれば、頭がよくなるぞ〜」などと言われ、まるで拷問のように食べさせられて、「ニガウリが食べものだなんて信じない! 明日、庭から引っこ抜いてやろう・・・」と、ワタクシ、何度思ったかわかりません。 が、気がつけば、苦い苦いニガウリを美味しいと思い、家の庭に植えてみようと、るんるん考えているのですから、わからないものですよね〜。 あ、蛇足ですが、いくら食べても、頭はよくならないですよ(きっぱり!)。
しかし、ニガウリのビタミン含有量は素晴らしいとのことですので、“苦味”が得意でない人も、是非、美容と健康のためにトライしてみてくださいね。 ニガウリの苦味を取るには、内側のワタ(白くてふわふわしているところ)を、丁寧に取り除くといいですよ。 それでも、苦味が気になる場合は、スライスしてから、よく水にさらすこと。 もしくは、外側のイボイボ部分に苦味がつまっているらしいので、皮むき器などを使って、あのイボイボを少し削っておいてから調理するといいのだとか。 あと、これは未確認情報なのですが、ダンナが言うことには、先日、テレビを観ていたところ、「ゴーヤの苦味を軽減させるには、ゴーヤに包丁を入れる前に、まずそのまま、電子レンジに入れ、1分ほどチンするといい」という情報が流れていたそうですので、一度、試してみるのもいいと思います。←この方法が、一番、ビタミンが壊れなさそうですし。
それから、ゴーヤチャンプルにするのなら、必ずタマネギを入れること。 これは、私が勝手に鉄則にしていることなのですが(笑)、ニガウリの苦味とタマネギの甘味の相性は絶妙だと思います。 お豆腐を入れれば、味が柔らかくなりますし、さらに、最後に卵でとじれば、よりまろやかな味になりますので、段階的に試してみるのもいいかもしれませんね。 我家の場合は、ニガウリとタマネギとスパムがあれば、もう出来上がったも同然なんですけれど。←スパムじゃなくても、ベーコン、ハム、豚肉、ポークビッツ、それから、おじゃこなども合いますよ。
さてさて、今夜はこのへんにします。 ちょっと、お腹が空いてきてしまったので(笑)。 冷蔵庫を覗きたい気持ちを抑えつつ、・・・おやすみなさ〜い。 |
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