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「それぞれのバカヂカラ」
2005年10月29日
全国の熱狂的な「熊ファン」の皆さんのために、今日も、もう少しだけ熊話をしておきましょうか(笑)。
まずは、熊は熊でも「クマノミ」。 そう、イソギンチャクのワサワサした突起の隙間に住んでいる魚で、あの『ファインディング・ニモ』のニモ君もクマノミの一種ですよね。 金曜日の夕方、ほぼ毎週マッサージをしてもらっている整体の先生は、実は、スキューバダイビングのインストラクターもなさっている方なんですけど、「亜紀さん、親熊の話つながりで、こんなんどうでしょう?」と、教えてもらったエピソードがあるんです。 ダイビングをしていると、クマノミが、ダイバー達のマスクを「つんつんっ」と、軽く突ついてくることがあって、「うわぁ、か〜わいい〜!」と、皆さんに大評判なのだそうですが、・・・あれは、クマノミのお母さん(お父さんかも?)の精一杯の抵抗なんだそうですよ。 「つんつんっ」された場合、必ず、そのすぐ近くのイソギンチャクの中に、小さな小さなクマノミの赤ちゃんがいるはずなんですって! インストラクターとしては、そのチビ・ニモ君を見つけ、皆さんに見せてあげるいいチャンスなので、「つんつんっ」は、嬉しさ2倍のグッドサインなのだそうですが、クマノミ・ペアレンツとしては、子供を守りたい一心で、超大物相手に決死の体当たり攻撃を繰り返していたというわけです。 ・・・なので、クマノミが「つんつんっ」してこないと、「ここの海のクマノミは、全然、人懐っこくなくてつまんな〜い」と、考えるのは、どうやら間違いのようです。 そう、赤ちゃんがいなければ、わかのわからないデカイおっさんへ突進していく必要などあるはずもなく、ただイソギンチャクの林の中に身を隠しておけば充分なんですから。
そして、白熊に関する続報も。 私が動物園で怒らせてしまった白熊のおかあさんが、何故、あそこまでパワフルだったのか。・・・図らずも、その謎が解けました。 旅サラダでアラスカの旅を担当したディレクターが教えてくれたのですが、白熊のおかあさんの最大の敵は、なんと、白熊のオスだというのです。 オスに小熊を食べられてしまわないよう、母熊は必死に子を守る必要があるのだとか! 一面の氷の世界で、白熊ほど大きく強い動物は他にいないのですから、本来ならば、子育てに関して(いいおっぱいをあげられるよう、頑張って獲物を見つけなければならない点は大変ですが)、もっと大らかでもよかったのでしょうが、・・・敵は身内でしたか。 安直に、「オスのバカたれ!」とは言えないのかもしれませんけど、う〜ん、切ないですね。
さてさて、熊のお話はこのくらいにしておかないと、目の下にクマができちゃう(・・・シーン)。 今夜は、クマノミと白熊とヒトの、「火事場のバカヂカラ」について考えながら、床につきたいと思います。 守るものがあれば、どこまでも強くなれる。私もそう思います。
PHOTO「旅サラ、本日の衣装」 衣装の問い合わせをしてくださった方、ごめんなさい ワタクシ、まぬけにもデジカメを大阪に忘れて参りまして、せっかく撮っておいた衣装写真を今夜は貼り付けられません・・・ 宿泊ホテルのベルキャプテンに頼み込んだ結果、明日のお昼にはカメラが送られてくる予定ですので、衣装取扱店等のインフォメーションも併せ、できるだけ早いうちに載せておきますね 私としては、膝の見える、おリボン付き花柄ワンピースは、ちょっと冒険でした 黒だったから、やっとこさ着たんですけど、ラブリー路線はどうも照れてしまいますね ・・・もっと挑戦してみようかなぁ? |
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