|
最新の記事 |
|
|
|
|
|
|
|
|
「23:24、とも、帰ってきましたーーーっ」
2005年12月26日
ともが帰ってきました(うるうる)。 やせ細り、毛づやもなくなっていますが、只今、猫缶をガシガシ食べていますので、・・・15才、元気であります! 皆さんにご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。 また、たくさんのアドバイスと励ましのお言葉、本当にありがとうございました。 そして、目撃情報をお寄せくださった方々、心より感謝しております・・・(拝)。
家の中で飼っている猫なので、外への興味はあるものの、実際に外へ出てしまうと萎縮してなかなか動けないものらしく、多分、半径30m程の範囲内にじっと潜んでいたのだろうと思われます。 実は、うちのマンションのすぐ向かい側に人の住んでいない大きな家があり、そこのお庭の茂みや物置の下が怪しいと思っていたのですが、何度、呼び鈴を鳴らしてもお留守だし、近所の方に尋ね歩いても鍵を預かっている人はいなかったので、・・・危ないところでした。 ワタクシ、もう少しで不法侵入を企ててしまうところでしたから。 夕方、相談に行った交番で、「やっぱり、塀を乗り越えてはいけませんか?」と、真顔で聞いた危ない女、それは私でございました。スミマセン。
その小一時間後、おまわりさんが自転車でパトロールに来ましたので、・・・私の行動が心配だったのでしょうか(汗)。 いえいえ、まず、その家の表玄関の呼び鈴を鳴らし、誰もいない様子だったので、交番へ戻って、そのお宅へ電話をかけ、それでも誰も出ないので、ご近所や裏玄関のあたりを自転車で回って様子を確認してくださっていたようです(素晴らしいおまわりさんです!)。 交番をはじめ、近所の美術館、動物病院、美容院、パン屋さん、コンビニ、写真屋さん、喫茶店、おばあちゃんのやっている何でも屋さん、そして、同じマンションの皆さんには、明日、早速、挨拶に行ってきますね。 ちなみに、電信柱の張り紙は、今、高田が撤収に回っているところです。
この3連休の間、プロのペット探偵さんがまるでつかまらず、今日、やっと一ヶ所だけ連絡がついて、明日の朝イチで来てもらう予定だったのですが、それも23:30にキャンセルしておきました。ふぅぅ。 今、幸せをかみしめているところですが、・・・実は、このペット・レスキューの方からの(電話での)アドバイスがあったからこそ、ともが帰ってきてくれたと言って過言ではありません。 「家で飼っていて、去勢しているオス、で、15才ですか。じゃ、あまり遠くへは行っていませんね。ごく近くの茂みの中などに隠れてじっとしているでしょう。ただ、もう丸三日になりますから、お腹がすいてきます。お腹がすくと動き出しますので、それ以降は行動半径が広がってしまうことになります。猫好きの方に保護されればいいんですが、ノラ猫に怯えて、遠くまで行ってしまうパターンもありますから、・・・頑張りましょう。ただ、犬と違って、猫は人が使う道を通らずに、狭いところ、暗いところを進んでいきますから、外を怖がっていた猫なら、大きな道の向こうへは行けない可能性が大きいですよ」と、経験に裏づけされた、非常に的確な推理をしてくださったのです。
で、ワタクシ、考えました。 とものビビリ度からして、絶対に遠くへは行っていないはず。 ともの食い意地からして、絶対にお腹がペコペコになっているはず。 よぉし、猫缶を玄関先に置いておくのではなく、猫缶を開けるときの「ペキッ、クィィィン、プツッ」という、ともがウキウキ喜ぶ音を、家の周りで立てまくろう、と。 ・・・その結果、3つ目の「猫缶ペキッ」で、お向かいさんの塀の下から出てきたのでした(笑)。 「ペキッ」が聞こえるくらいなら、「とも〜! とも〜!」と、高田・私・子供たちが1000回以上呼んだ声だって、聞こえてたんじゃん・・・と、ヒゲ引っぱりの刑を入れたくなるところですが、そこは我慢、我慢。 今夜は100回、「いいこ、いいこ」しながら、キミの寝息が聞こえることで、この15年半の間、自分がどれだけ助けてもらっていたか、よ〜く思い直してみるからね。
ではでは、皆さま、おやすみなさい。 本当にありがとうございました。感謝感激の向井でした。
|
|
|
|