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「ボツボツ恐怖症・・・」
2014年1月24日
万結とお絵描きごっこをしておりまして。 彼らもそろそろ、「物の影」を描きたいお年頃なんですね。
「たとえば、ここにあるみかんを、よーく見てね。光ってるところと、暗くなってるところがあるでしょ。それを、鉛筆だけでやってみるよ、こうしてまあるくまあるく描いていくの・・・」
と、テーブルの上に散乱(!)していたプリント用紙の余白に、みかんを描きはじめたワタクシだったのですが。
結「あ、3Dになってきた! 面白い面白い! ね、みかんのブツブツはいつ描くの?」 亜「え!? ブツブツって何?」 結「ほら、この皮の、小さいブツブツのつぶだよ」 亜「・・・あ、ああ、それね、それは影をつけてまあるい感じを出してから・・・」 結「いつ描くの?」 万「今でしょ(笑)。ね、早く描いて! ブツブツを描いたら、本当に本物のみかんみたいになるよ、きっと」 亜「・・・ちょ、ちょっと待ってて」
いやはや。 実は、ワタクシ、ブツブツとかボツボツとかが、非常に苦手なんです。 小さな丸いものが、数え切れないテンションで「うじゃーっ」と密集しているのを見ると、ぞっとして鳥肌が立ってしまうんですけど、・・・皆さんはいかがでしょうか。
イヤじゃありませんか? みかんの皮、ビールの泡、怖しい勢いで増殖していく菌、落ちている菓子パンに盛り上がるように群がる小さな蟻、桟橋にビッシリへばりついているフジツボ、洞窟の天井面に数え切れないほど止まっているコウモリ、異常発生して物置の壁面を覆っているゲジゲジ的節足動物、目がチカチカする細かさの水玉のお洋服。
どれも、本っ当にダメです。 ぞっとして立った、自分の鳥肌もじっと見られないくらい、ボツボツあかんですーっ(汗)。
多分、ご先祖が、何か非常に困ったボツボツ被害に遭ったのを、遺伝子にくっきり焼き付けてくれたのでしょう。 ああ、ここまで打っただけで、もう身体のあちこちがかゆくなっちゃってます。 数え切れない小さなものが、ひしめきあい、重なり合い、蠢いては・・・。 ぐわ、今日は、蠢くっていう字にも反応してしまいそう。
で、つまり。 何が書きたかったかといいますと、みかんの皮のブツブツを描こうと思いながら、この2日間、このプリント用紙をテーブル上に放置してしまっている自分の、この拒否反応はどうなんだろうか・・・ということなのでした。
普通ですか? まあまあ普通、でしょうか(笑)。
同じ拒否反応をお持ちの皆さま、楽しく生きていきましょうね!!!!! ご先祖様からのメッセージなのか、自分の心の奥底にあるトラウマのせいなのか、鳥肌を立てながら追求確認するのもつらい作業になっちゃいますから。
要するに。 みかんの皮は凝視しない。 ビールは薄目を開けて泡を愛でつつさっさと飲む。 菌の増殖は動画で見ず、落ちている菓子パンを拾わない(笑)。 桟橋を散歩するときは水平線を眺め、洞窟に入ったら天井を見上げない。 南の島へ行ったら、まず虫の発生状況を教わり、心の準備をしておく。 細かい水玉の洋服を着ている人と出会ったら、じっと目を見て話す。
これでメデタシ、メデタシですもん。 あ、もうひとつありました。 子どもと一緒にお絵描きごっこをするときは、柑橘類の写生をしないこと、ですね。
さて。 このあと、大阪出張です。 みかんでビタミンを補給し、風邪をひかぬよう移動しますね。
みかん食べちゃったら、もう写生できひんなぁ。残念だなぁ。
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