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「くまくま向井からのご提案」
2006年2月22日
今日、子供を迎えに行った帰りの車の中で、偶然『徹子の部屋』を見た、というより、聞きました。 五十嵐めぐみさんがゲストだったのですが、ご自分の息子さんの学習障害(LD)について、とても丁寧に言葉を選ばれながら、きちんとお話になっていたのが印象的でした。 番組の後半部分は、ダンナと2人、道路脇に車を停めて見入ってしまったのですが、五十嵐さんの息子さんやトットちゃん(小さな頃の黒柳さん)を始め、同じ症状に心痛めている方は、きっとたくさんいらっしゃるに違いありません。
実は、私にも苦い思い出があります。 10年ほど前、クラスの同級生数人で、お世話になった担任の先生の定年退職祝い(?)に、先生のご自宅へ遊びに行かせてもらったときのこと。 友人の1人が息子を連れてきていたのですが、その子が、先生のお宅の台所へ入り込み、棚の扉をすべて開け、終いには、米びつを引っくり返してクッチャクチャにしてしまったことがあったんです。 謝るでもなく騒ぎ続ける彼を、私は「コラーッ! お米を拾うのだぁ!!」と、かなりビシビシしかったのですが、その数年後、その子がLDであることがわかったんです・・・。 その友人は、「いいの。しかるときはしからないとダメだもの。せっかく、こういう病気(体質)がわかったんだから、騒ぐ前に何かできないか、しかった後に何かできないか、そこをお医者さんに教えてもらおうと思ってるんだ。なかなか一朝一夕にはできないところが、もどかしいんだけど」と、凛々しく話してくれたのですが。
あのトム・クルーズも、LDの中の1つとされる「読書障害」という、文字を読んだり書いたりができない苦しみを持っているのだそうですが、それを見事に乗り越え、台本は読めずとも、素晴らしいアクターとして大活躍していますよね。 苦手なもののある人が、いざ、メッチャ得意な分野を見つけたときの輝きは群を抜いていると思いますし、LDを始め、子供のいろいろな体質について、もっともっと情報交換ができるようになれば、その、ピカピカ輝ける分野に出会えるチャンスが激増するに違いありません。
少しだけ、お話は飛びますが、私の信頼している女医さんに、ダウン症の子の育て方について、とてもよく指導してくださる方がいらっしゃいます。 もともと医師だったのですが、ご自分の子供さんがダウン症であることがわかり、そこからまた勉強なさって、いろいろなケアを生み出されているんです。 先日、先生にお会いした際、「質問のある方がいらしたら、私のサイトへ送ってもらい、それに答えていただくことはできますか?」と、お話したところ、もうニッコニコ顔で快諾してくださいました! どうぞ、何かのときに、「あ、あそこに聞いてみようかしらん」と、思い出してくださいね。
さて、夜も更けてまいりました。 明日は、またフィギュアスケートの応援をしなければならないので(笑)、今夜はよく寝ておきましょう! 実は今日、撮影があったのですが、ワタクシ、くまくまちゃんになってました・・・。 |
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