「喉もと過ぎて」
2012年5月21日
金環日蝕から、まだほんの3〜4時間しか経っていないというのに、何という静かな時間でせう。 拍子抜けするほど、地球は回っていて、月は丸くて、太陽は光り輝いていて、宇宙はでっかすぎて。
結局。 万里結太には、眼鏡をなくしてしまったことを後悔してもらいました(笑)。 学校で習ってきた、「木漏れ日で日蝕を観察しよう」作戦でいこうと思っていたのですが、今日くらいの曇天ではそれも無理。
テレビ中継を見ながら、オレンジ色をした蜂蜜の瓶のフタと、カーキ色のドレッシングのフタを使って、金色のリングについて、リビングで説明してあげただけで終わってしまいましたん。
嗚呼。 木漏れ日については、・・・実はワタクシ、非常に楽しみにしていたのですが。 キラキラ輝く光の筋が、みんな太陽の形をしているなんて、まったく知りませんでしたので。←ご存知でしたか?
昔々読んだ、湯川秀樹さんの伝記に、確か、少年時代に飽かず眺めていた故郷の木漏れ日がひらめきのきっかけとなって、ものすごく小さな粒子を発見した・・・とか、書いてあったような気がするんですが、それとは、関係ないですか??
詳しくはわかりませんが、木漏れ日に注目したのは、ワタクシ、それ以来のことでございました。
光ってすごいですね。
コーヒーを飲みながら、湯川博士やアインシュタイン、光より速いものの測定にまで使えるくらい巨大な物理実験装置や、ミドリムシ(最近は、ユーグレナと呼ぶことが多いかも?)、ミトコンドリアに思いを馳せている、向井でありまする。
P.S. 今日貼り付けた、この写真は、宇宙航空研究開発機構・宇宙教育センター発行、万結が小学校からもらってきた小冊子の表紙です。 |