|
最新の記事 |
|
|
|
|
|
|
|
|
「16時50分、東京都品川区の空です」
2006年4月21日
今日の空は綺麗でしたね! 昨日の風で洗われた空と、昨日の雨で洗われた新緑を一枚の写真におさめようと、自宅から羽田までの移動中、タクシーの窓を全開にしながらシャッターチャンスを狙ってみたのですが(モノグサですみません)、・・・高層ビルや電線に区切られた空と、看板や行き交う車に遮られた緑が写るばかりで、いやはや、至難の業とはこのことでございました。 で、諦めて天を仰いだ途端、こ〜んな青空が広がっていました! 「おいおい、お前さん、ちゃんと風景を楽しもうとしたかい?」と、上から誰かに笑いかけてもらったような気がして、・・・ちょっと赤面いたしました。
5〜6年前だったか、何かのCMで養老先生が、「視界の中に写リ込むものが、すべて自然のものであったとき、人の心は癒される」というような内容のことをおっしゃっていたと思うんですが、・・・覚えている人、います? 最近こそ、子供番組を観るようになりましたが、とにかく私はテレビを点けない人間なので(点いていると観るんですけど・・・笑)、正しく記憶できているかどうか自信はないのですが、とにかく、「あ、絶対そうだ!」と、テレビの前で膝を打ったことだけは確かなんです。 山や森、海、草原などなど、見渡す限りの景色の中に一つも人造物がなければ、もちろん、それに越したことはないのでしょうが、でも、考えてみれば、ただこうして大きく空を見上げるだけでも、きっと心は癒されるはずなんですよね。うんうん。
皆さんは、最近、自然の作り出したものだけで視界をいっぱいにしたこと、ありましたか?
沖縄の離島に住むミヤちゃんのお友達が東京へ遊びに来たとき、あの渋谷のスクランブル交差点で、思いっきり気分が悪くなってしまったことがあったそうです。 「人の網にかかって、まったく動けませんでした。どうやったら、向こう岸に辿りつけるのか、見当もつきませんでした・・・」と、根っからの猟師さんらしい名言を残し、また沖縄へ帰っていかれたのだとか。 東京にも良さはたくさんあると思いますが、でも、“何もない良さ”だけは、もうなかなか見つけられないですよね。 ミヤちゃんのお友達は、お家へ帰る道々、「嗚呼、ここで生まれ育ってよかった」と、ますますご自分の住む場所を好きになったに違いありません。 何もないところへ行くため、何もないところへ帰ってくるため、そのどちらのためにも、旅は素敵なもののような気がして参りました。
ゴールデンウィークの穴場情報交換、やってみます?? |
|
|
|