「メッセージ、届きました」
2006年6月19日
今日は、不思議なことがありました。 本棚の整理をしていて、フッと目に留まった本の、パッと開いたページから、大切なメッセージを受け取ったのです。 『非常階段ミヤコへとどけ 〜55人が綴る思い出〜(リトル・ガリヴァー社)』というタイトルの本、・・・そうです、特に関西にお住まいの方は、よくご存知かと思いますが、非常階段という女性漫才コンビのミヤコちゃんへ送るため、相方のシルクちゃんを始めとする有志のみんなが作った本に、今日はスーッと手が伸びた私でした。
37歳という若さで、肺がんのために亡くなってしまったミヤコちゃんとは、大阪でワイワイ飲み会を開くときのお馴染みメンバーとして仲良くしてもらっていたので、この本は大切に本棚にしまってあったのですが、・・・実は、あまりに彼女の死が衝撃的すぎて、本の最終章にある、ごく親しいお友達やシルクちゃん、お母様のお寄せになった文章だけは読み飛ばしていたことを思い出したんです。 吉本興業のお仲間たちにも病状を告げていなかったミヤコちゃんでしたから、「元気でおもろい彼女のイメージだけ心に残しとけばええねん!」と、楽しいエピソードばかりを選んで読んでいたんですよね・・・。
今日、改めて最終章を読み、胸が締め付けられる思いでした。 が、それと同時に、しんどいときにもギャグを飛ばし、皆に心配かけないよう気遣い続けたミヤコちゃんの強さをひしひしと感じました。 いきなりの訃報に、慌てて大阪へ飛び、大泣きしながらお見送りをしたのは、確か、梅雨時だったかしら・・・とは、思っていたのですが。
1996年6月19日。 今日は、ミヤコちゃんが亡くなって、ちょうど10年目の日でした。 天国から、信号を送ってくれて、どうもありがとう! いつか、そちらで、み〜っちり積もる話をしましょうね。 ただし、弱音を吐かないまま逝ってしまったことについては、1回、マジでどつかせてもらいたいと思っていますので、覚悟しておいてくださいよ〜ん(笑)。 |