|
最新の記事 |
|
|
|
|
|
|
|
|
「日常の中の平和」
2005年9月14日
今日は、癌検診の結果を聞きに、婦人科へ行ってきました。 細胞診の結果はクラス1、PETの結果も右腎臓の機能低下が見られる(これは毎度のことで、もちろん対処済みです)以外は異常ナシと、申し分ないそうです。よかった〜。 「先生、私、今日から6年目です。ここまで来れましたね!」と、お話しすると、 「あ、そうだ! うわぁ〜、おめでとうございます」と、先生も喜んでくださいました。 そのお顔があまりに嬉しそうだったので、つい、私から先生へも、「おめでとうございます!」と、言ってしまったほどでした。入院中はもちろんのこと、退院後も非常に神経をとがらせて見守ってくださいましたので(特に手術後の2年間が勝負だったと、後から聞きました)、図々しいかもしれませんが、一緒に戦い抜いてきた「同志」として称え合いたいという、熱い体育会系(?)の気持ちになっていたのだと思います。
思えば、あの頃は家中に体温計が置いてあり、日に何回も熱を測っていました。 感染で痛い目にあったり、腎盂炎で引っくり返ったりするのを回避するためと、卵巣機能の回復を確認するためでもあったのですが、・・・今は、便座が体温計代わりですから、本当に平和な生活です。あ、便座ですか? どうぞ、皆さんもご利用になってくださいね(笑)。電気で温まるタイプの便座を、一年中、ずっと同じ温度(36℃がオススメかも)に設定しておき、早朝、昼、夕方、夜、夜中と、自分のお尻が便座の熱をどのように感じるか、という点に留意しながら座るのです。これが習慣になってしまうとラクですよ〜。 風邪気味で体温が上がっているときは、あまり暖かく感じず、逆にちょっとゾクッとしたりします。が、浮腫や腎臓が感染しているようなときは、体温は同じく上がっているのですが、便座に座るのがヒンヤリして気持ちいいのです(私の個人的な感想ですけど)。 とにかく、「あれ?」と違和感を感じたら、即、体温計で測ってみましょう。ほら、便利! 「夏もあったか便座に座るのぉ〜」と、むくれる家族を、是非、説得してくださいね。
さて、今日は、病院の待ち時間の間、近くをブラブラ散歩しているうちに、かわいい商店街を見つけました。その名も「おかず横丁(台東区鳥越界隈)」、いいですよねぇ。 私が生まれ育った頃、昭和40年代前後の日本の風景がそのまま残っているようでした。 狭い路地、低い看板、店のドアは開けっ放し、店番さんはどこへいるのやら、小さな椅子を引っ張り出して夕涼みするおばあちゃん、商店街を抜ける気持ちのいい風、洗濯されすぎてつんつるてんのカーテン、家と家の隙間から走り出てくる男の子たち・・・。 一杯ひっかける・・・わけにはいきませんので(町に密着した、とても雰囲気のいい酒屋さんもありましたよ〜、日本酒がズラリ!)、それは我慢しまして、佃煮屋さんに入り、子供たち用に「ふりかけでんぶ」、ダンナ用に「歯唐辛子昆布」、私用に「(こぶ茶用)塩昆布」を100gずつ買ってきたのでした。・・・では、平和なこぶ茶タイムを味わって参ります。
PHOTO「ドラマチックな出会い」 おかず横丁で買ってきた塩昆布を、シアトルのスタバ1号店で買ってきたマグカップに入れて、昆布茶をいただきます う〜ん、テイスティ! |
|
|
|