|
最新の記事 |
|
|
|
|
|
|
|
|
「ニュー向井」
2006年11月10日
今回のような予期せぬ入院で、困ってしまうことは、ホームシックと洗濯物です。 とはいえ、自分がこんなにホームシックにかかる人間だとは思ってもみなかったのですが・・・。 およそ6年前、子宮がんで入院していた頃は、とにかく、「早く社会復帰したい。元気に仕事をしたい」と、懸命に歯を食いしばっていたものですが、今回は、「早く家に帰りたい。元気になってもとの生活に戻りたい」と、ぷるぷるしながら祈っている次第です。
この6年の間にも、少し体調を崩したり、お決まりのステント交換をしたり、そこに腎盂炎や卵巣膿腫が重なって、予定より退院が長引いたりと、案外、この浴衣生活から遠く離れることはありませんでしたので、・・・この、いきなりの重度ホームシック状態には、正直、自分でも驚いているのでありました。 万結引力、ですかね(笑)。
夜、眠れないので、実は毎日、眠剤のお世話になっているのですが(こんな入院生活は初めて!)、私の場合、その効果が3時間しか持続しないようで、素晴らしく自然にパッチリと目を覚ましてみると夜中の2時という、・・・いやはや、おかしな秋の夜長を味わっているところなんですよ。 丑三つ時にまんじりともせず、天井を見上げていれば、人間、お腹がしくしくしくしく痛くなり始めるのは珍しいことではございませんでしょう。 そこで、軽い座薬を使い、痛みが軽減した頃合にウツラウツラする、というのが、私の日課なのでありました。←低血圧なので、プチ座薬しか使わせてもらえないのも、眠りが中途半端になる原因なのかしらん。
今日は、これから教授改心なので、うわっ、この変換、笑っちゃいますね。 正しくは、教授会心、うそです、「教授回診」です(爆)。 そのとき、いつドレーンが抜けるか、いつ退院の目処かつくか、具体的に質問してみますね。←聞きたいここを箇条書きにしたメモを用意しておくとよかですよ、オススメ。 それで、退院の日が決まっちゃおうものなら、ワタクシ、眠剤、要りませんから! 管が抜けたその瞬間から、「座薬? なにそれ?」ってなもんです、きっと。
ただし、調子に乗って頑張り過ぎないよう、気をつけますのでご心配なく。 いくら何でも、42年も生きてきましたから、自宅療養の大切さだけは、本当に本当に身に沁みてわかっているつもりです。 無理を無理と感じず、張りきりすぎて、退院数十時間後に、救急車で再入院、そこから2ヵ月半も浴衣&ドレーン生活を送ってしまい、皆さんに幾重もご迷惑とご心配をかけた日々を、ワタクシ、一生忘れることはありません。
嗚呼、早く元気になって、まずは、今回、ご迷惑をかけたところへお詫びに行かなきゃ。 役立たずの私ですが、またご都合のいい日時に呼んでいただければ、そこにいらっしゃる皆さんの前で何でも話しますので、どうぞ必ずや、ご指定くださいませ。 ・・・『旅サラダ』のみんなにも、早く早く早く会いたいなぁ。 ふぅぅ、会いたい人がい〜っぱいいすぎて、顔の毛穴が全部開いてしまいそうなので(笑)、ブログはこのくらいにして、お洗濯にでも行ってきたいと思います。
実は、“ニュー向井”は、ここにもいました。 これまでは、「病院の洗濯機は、どうも使いたくないのよねぇ」などと、セレブぶっていた(爆)私ですが、このところ、せっせと1日おきに、ナースステーションそばの洗濯機・乾燥機にカードを差し込んでは、お洗濯に励んでいるんですよ。うきっ。 |
|
|
|