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「枝が食い込んでます‥」

2017年9月10日

こちらは、あづま農園の若き従業員さんに教えていただいた、(プロの目で選んだ)一番いい状態に熟した桃です。
皆さんも覚えておいてください。

形も色もよく、そして何より、元気いっぱいに実っているので、実の肩の部分が枝に食い込んでいた「あと」があります。

こういった「あと」がついてしまうと、出荷には向いていないのだとか。
桃は非常にデリケートなので、この「あと」の部分から、あっという間に果実が傷み始めてしまうそうなんです。
箱に詰めて、急いで街へ運んでも、うーん、桃だけは本当に難しいですよね。少し早めに出荷して、運送中や、お台所に到着してから追熟するうちに甘さが増して食べごろに・・・という感じになるのでしょう。

でも、だからこそ「桃狩り」は最高ですーっ!
完璧に実った桃を、そのまま食べる。
立ったまま、野生に戻って食べる。
至福ですわー。

ちなみに。
桃をお家で食べるときは、できれば冷蔵庫で冷やさないほうがいいそうですよ。食べる直前に、氷水につけて冷やすのが理想なのだとか。冷蔵庫に入れるといても、短時間がいいそうです。
甘みをたっぷり味わうために、是非お試しくださいませ。


「皮がペロリ(≧∀≦)」

2017年9月10日

この日は、「川中島」という品種の桃をもがせていただきました。
甘みと香りが強く、熟しても実が柔らかくならないタイプの桃なのですが。

ほら、見てください。
果実は硬めなのですが、もいだところから皮がペロリとむけて・・・。本当に木の上で熟している、最高の状態の桃、ですよね!

甘かったー。
ああ、また食べたい。


「桃源郷だー!」

2017年9月10日

フルーツライン沿いの「あづま果樹園」さんで、憧れの「桃狩り」をしました。

しっかし。
写真に写った自分の顔を見て、・・・本当に嬉しかったんだなぁと、苦笑いしております。アホ顔すぎ(笑)。

とにもかくにも。
これぞ、桃源郷。
熟した桃の甘い香りに包まれたなら、古今東西、人間はどうしたって幸せになってしまうのでございます。


「かぁちゃんの手作りランチ」

2017年9月10日

飯舘村のパワフルかぁちゃん、渡邊とみ子さんと。
お嫁に来た飯舘で、おいしい野菜とお料理作りに精を出し、「いいたて雪っ子かぼちゃ」の種芋生産を目指してコツコツと努力を積み重ねてきたとみ子さん。

あと半年で種芋生産認可が出ると喜んでいたところへ、東日本大震災が起き、原発事故の影響が村へ重くのしかかってきて・・・。
丹精込めた畑も、認可への道も、皆で「雪っ子かぼちゃ」を広めようと計画していたプロジェクトも加工施設も、すべてがゼロになってしまいました。

けれど。
とみ子さんたちは「かぁちゃんの力」を集め、丁寧に正直に、もう一度コツコツと「復幸(復興ではなく復幸っておっしゃってました!)」へ向け、努力を積み上げ直していきました。

きっと、とてつもなくしんどい道のりだったはずなんですが。
この明るい笑顔。
そして本当に美味しい、手作りお料理の数々。
かぁちゃんたちの温かさが、飯舘の皆さんの底力を復活させたのかもしれません。

「丁寧」という言葉を、飯舘あたりでは「までい」と言うのだとか。
いいたて雪っ子かぼちゃ(皮が白く凹凸のない中玉、やさしい甘みでお料理のしやすい品種です)にご興味のある方、またとみ子さんたちの作る、飯舘ならではのお料理レシピを知りたい方は、「までい工房」さんをのぞいてみてください。
http://madeikoubou.thebase.in/
http://www.iitate-yukikko.fukushima.jp/

この3月末に避難解除となった飯舘ですが、ここからの道のりにも、かぁちゃんたちのパワーは絶対に欠かせないはず。
どうか頑張りすぎることなく、元気な笑顔をお見せください。心から応援しております。

P.S. とみ子さん、「じゃがいも床(どこ)」、私も作ってみますねー(#^.^#)
この「じゃがいも床ぬりチキン」、すーっごく美味しかったです。


「そのまま線量測定」

2017年9月10日

こちらは、自家消費野菜の線量を測るためのコーナー。
福島から出荷される野菜については、そのすべてが放射線量を測定し、安全性が確かめられたものばかりなのですが、こちらには、ご自分の庭や畑で栽培した野菜を自宅で食べたり、ご近所に配ったり、親戚などに送ったりする際にも、しっかりと安全性が確認できるようにと開発された機械が置かれています。

少し前までの線量計というと、野菜でも果物でも加工食品でも、とにかくザクザクに切り刻んで装置に入れ、時間をかけて測定するしかなかったのですが。
ここにあるのは、「非破壊測定器」、その名も『そのままはかるNDA』。

私が手に持っているのは、自家栽培の立派な玉ねぎですが、大体15センチ以内の状態になっていればOK。切り刻む必要はありません。
500gを約20分で測定できるんですって。やったー!

ご希望の方は、福島県に問い合わせてくださいね。
水でも土でも、もらったものでも、調べてもらえます。←混み合っている際は、順番待ちになります。
野生のきのこや山菜について、不安に思っていらっしゃる方もいるはず。ちゃんと調べて、データを基に安心したいですね。


「ふくしまから はじめよう」

2017年9月10日

福島の食の安全を体感するツアー「首都圏等消費者交流事業 おいしいふくしま発見!第3弾」について、これからコツコツ、私の感じたことをアップしていきますね。←8月25日付けのブログで、1枚だけアップしてあったのですが、載せたい写真がありすぎて、セレクト&文章書きに時間を要してしまいました。反省。

さて、今回で3回目のツアー参加なのですが、この季節の福島はまさしく「フルーツ王国」の「実りの季節」。
これまで2回の訪問は、お米の実りに合わせて伺ったのですが、この季節の福島の、またなんて素晴らしいこと! 
甘い香りに包まれながら、若い力がすくすくと育っている福島をご紹介します。

女子美術大学の学生さんたちとのコラボで伺ったツアー、始まり始まりです。
今回は「福島の食にとても興味がある。次回は私も行って勉強したい!」と、熱く参加を希望してくれていた高校時代の同級生にも声をかけ、人間として母として妻として、皆でしっかり福島を思う旅となりました。

こちらは、埼玉県立浦和第一女子高校時代、3年間同じクラスだった&新体操部でも一緒だったエリ。
当時とはまったくテンションが違い、非常に真剣に学ぼうとしている私たちであります。