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役に立たない情報と、役に立つ情報
2005年9月8日
世にも人気のなさそうな「チャドクガ」の話題で、日付けをまたいでしまった向井です。 「チャドクガ」と書いた方が、「茶毒蛾」と書くより、少しは親近感を持っていただけるかしらと思うのですが、いかがでしょう? 漢字だと、楳図かずおさんの世界っぽい・・・?
さて、大男の親指ほどある毛虫がサナギから孵った姿は、まさしくプチ・モスラでした。 もちろん、モスラと比べれば「プチ」ですが、一般的に思われている蛾の大きさの概念から言えば「怪獣」のようにデカく(左右のハネの端から端までで15・近くありましたので、多分、大茶毒蛾サマだったのでしょう)、加えて、モスラのように愛くるしい顔はしておらず、どう心を落ち着けようとしても、「この麟粉を浴びてはならぬ〜」という大脳辺縁系からのシグナルに身体が震えてしまうような、えも言われぬルックスの持ち主なのでした。 数々の芋虫・毛虫を観察してきたつもりの私でも、あのお方を忘れることはできませぬ。 たとえば、オオスカシバに代表される、幼虫を見つけたら必ずや持ち帰りたくなるような、夢のようにラブリーに変身する蛾もいるのですが、チャドクガ様だけは、もう・・・。 さ、そろそろ、話を変えましょうか(オオスカシバのお話は、また改めてしますね)。
今日は、暑かったですねぇ。フェーン現象だそうです。 台風一過、空の青さはカリフォルニア級でしたが、湿度は銭湯の脱衣場並みでした(笑)。 こんな日は、冷たいお素麺にしましょうか。
私がまだ20歳の頃、番組でご一緒していた結城貢先生が、ずっとお中元に送り続けてくださっているのが、ちょっぴり太めのお素麺「半田麺」なのですが、これが美味しいの何の! 香川県出身、讃岐うどんを愛してやまない頑固親父(!)が、敢えて選んだお素麺ですから、皆さんも是非、召し上がってみてくださいね(にゅう麺にも、離乳食にも最適です)。 今、お素麺の袋を持ってきましたので、お問合せ先を書き出しておきましょう。
「剣山堂」の「特麺 半田手延素麺」 徳島県美馬郡貞光町字町92の1 TEL0883−62−3170 だそうですよ。
ナニナニ、この素麺は250年の歴史を持っているんですって。あら、そのうちの20年は、私も味わっているってことかしら。・・・えっへん、何だか嬉しいですね。 「その風味の良さ、腰の強さ等は驚きを以って迎えられてゐます」とも書いてありますよ。 「ゐます」っていう仮名遣いも、さりげなく歴史を感じさせてくれるようでいいですね。 今日は、蛾のお話が長くなってしまいましたので、最後はオススメ素麺のご紹介を以って、美しく日記を締めてみたいと考えてゐます。では、ごきげんよう。
PHOTO「半田素麺」 カエル王子も推薦してゐます |
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