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「素敵なお茶タイム、してますか?」
2006年9月7日
ここ一週間ほど、紅茶に凝っている向井です。 先週、心斎橋そごうのイベントで、「紅茶王子」こと、熊崎俊太郎さんに教えていただいた紅茶の淹れ方を実践してみたところ、ほんのちょっとしたことで、家にあった紅茶をグンとおいしくいただけることに驚き、るんるんしている今日この頃なのでした。 紅茶王子の講演は見逃してしまった私でしたが(行ってみたら、すでに終了していたのですが、超・満席だったらしいです・・・)、王子がブレンドした紅茶だけでもゲットしておこうと、売店スペースをうろうろしていたワタクシ、なんと、偶然にも王子とお話することができまして、直々に簡単なコツを伝授してもらったんです。 もちろん、紅茶道を究めようとすれば、とてもとても深い世界になるのですが、まずは、3つのポイントを覚えておくだけでも、かなり違うと思いますので、ここに紹介しておきますね。
王子の教え@ 「水をブレンドするべし」 紅茶を淹れるとき、ミネラルウォーターを使う人が多いと思いますが(私もそうでした)、あえて、ミネラルウォーターと水道水をブレンドするといいそうです。 ミネラルウォーターの美味しさと、水道水の中に入っている空気が、紅茶の味を引き立たせるんですって! ビックリですね。 基本は、ミネラルウォーター(日本で飲むなら、日本の軟水がいいそうです)と、水道水を1:1の割合でブレンドするところから始めてみてください。 日本の中でも、場所によって水道水の“クセ”が違うと思われ、ちなみに、この1:1の割合は、王子の住む恵比寿の場合のオススメなのだとか。
王子の教えA 「紅茶は100℃で淹れるべし」 緑茶と違い、紅茶は沸騰したお湯で淹れるのがベスト。 湯沸しポットのお湯は、ずっと沸かした状態が保たれたものなので、空気がほとんど入っていないし、沸騰していると言っても、ポットから出てくるときは、95℃くらいしかないことが多いのだそう。 できれば、沸かしたてのお湯を使い、しっかり温めたカップに注いで、できるだけ100℃に近い状態を作ってあげることが大切なんですって。 紅茶のポットをウォーマーでくるむことも大事ですし、ティーバッグを使ってカップで淹れる際も、カップの上にお皿などでフタをしておくといいのだとか。
王子の教えB 「ティーバッグをふりふりしてはなりませぬ」
これ、ちょっと驚きですよね。 ティーバッグを振れば振るほど、紅茶の風味は逃げていくそうです。 ガーン。ワタクシ、この40年余りの人生を、紅茶のティーバッグを2万回はフリフリしながら生きてきてしまいました(笑)。 「そもそも、ティーバッグに、糸で繋がった紙の取っ手がついていれば、振りたくなって当然なんですよ。それが人間の性ですから(笑)。でも、振らなくても大丈夫なんです。試してみてください」と、紅茶王子。 ちなみに、熊崎さんがブレンド、または香り付けした紅茶には、糸も紙もついていませんので、人間の性が働く危険はゼロ。お茶が入ったら、静かに、スプーンか小さなトングで取り出してくださいね。
・・・というわけで、3つのポイント、いかがでしたか? 今夜の私は、この方法で、マスカットティー(王子作)をいただきました。 香りも味も、最後の一口まで美味しい紅茶って、いいですね。目からウロコです。 あ、最後に一つ、いくら美味しいと思っても、ティーバッグを2回使うのはダメダメだそうです。 2杯目は味も素っ気もない、完璧な“出がらし”になってしまうので、色はついていても飲まない方がいいんですって。←烏龍茶とは、全然違いますね。 ではでは、今日はこのへんで。 皆様、ごきげんよう。←紅茶貴婦人風に言ってみました(笑)。
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