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魚偏に弱いはイワシ、女偏に弱いは?
2005年9月5日
尻切れトンボのように呆気なく夏が終わってしまったかと思ったら、たて続けに台風がやってきては大暴れ。・・・これが秋の訪れなのでしょうか。 「風の音にぞ驚かれぬる」風のしとやかな季節の移ろいなど、温暖化の進んだ地球上からは消えてなくなってしまうのかもしれません。ま、「そんな風情を感じ取るだけの、心のたおやかさがお前にあるのかい?」と、聞かれれば、話は完璧にジ・エンドなのですが。
さて、今、辞書で「たおやか」という語句を引いてみたところ、なんとこの言葉、漢字では「嫋やか」と書くんですって。「女偏に弱い」で「しとやかなさま」の意なんですと。 また、たおやかな女のことをさす、「手弱女(たおやめ)」という言葉もあるのだそうな。 「女偏に強い」、「男偏に弱い」、「男偏に強い」という漢字は発見できませんでしたが、「手強女」という言葉なら、もしかしたらあるかもしれない(いるかもしれない、いや、いるわな、絶対に!)などと思いを馳せたりする、涼やかな秋の夜長となりました。
思いを馳せると言えば、昨日、クローゼットから引っ張り出したビスチェ&タイトスカートのツーピースは、高校時代の友人の結婚披露宴のために、二子玉川高島屋で購入したものであったことを、今日になってシミジミと思い出しました。 先日の同窓会で、彼女の話題が出たのですが、「子供の中学受験のことで忙しく、急に出席できなくなったらしい」との噂だったので、結婚後の2人のラブラブ期間を考えれば、もう15年程の歳月が流れてしまったことになります。う〜ん、己の貧乏性に驚かれぬる私。
が、そのことをダンナに話したところ、急に「ムカイはえらい」と、褒められました。 ちなみに、あの頃の彼はといえば、大きな選手と戦うために無理やり増量を行っている真っ最中で、いつもまるで冬眠前のリスのように、飲み込みきれないご飯を頬っぺたにモグモグ溜め込んでいた、自己最重の108キロ状態! 頭囲と首の太さがほとんど変わらない、ミシュラン・タイヤのビバンタム君シルエットだったのです。 よって、「同じ洋服を着られただけ(屈めなかったけど)、えらい」ということに(笑)。
最後に、辞書を繰っているうちに、また一つ発見がありましたので書いておきますね。 「手弱女振り」という歌風を形容する言葉があり、それに対するのは「益荒男(ますらお)振り」といって、主に万葉集にあるとされる、男性的で大らかな風のことらしいです。 ・・・反対語は「手強女」ではありませんでしたね。ちょっと、残念な感じもしますけど。 (同じく「ますらお」でも、元関脇は「益荒雄」関。現在は阿武松親方として、習志野に部屋を開き、パワフルに活躍なさっていますし、元プロゴルファーの久子夫人はしとやか、且つ芯の強い素敵なおかみさんなのでした。以上、念のため情報でした^^)
PHOTO「今年の同窓会」 埼玉県立浦和第一女子高校、昭和58年3月卒業3年8組の面々&平野先生(古文) 来年は超・久々に私と井出ちゃんが幹事やります! 毎年8月に開いてるんだけど、合同で集まっちゃおうというクラスがあったら、連絡してね |
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