「カムパネルラに会いたくて
2019年5月5日
一昨日、ブログの中に何気なく書いた「宮沢賢治」の名前。
小学3年か4年の頃、宮沢賢治の伝記を読み、それを夏休みの読書感想文の題材にしたことがありまして。 そこからずーっと、ワタクシ宮沢賢治が好きで、あれこれ読んできたつもりでいたのですが。
まだまだ知らないことばかりでした。 賢治の世界は、深く鮮やかに拡がり続けていたんですね。
たまたま昨晩観たNHKの番組で、宮沢賢治と親友 保阪嘉内の手紙のやり取りから浮かび上がってきた世界を知ることができました。
後半しか見られなかったので、再放送を待って。ちゃんと観て。←5月9日午前0:00〜ETVだそうです。 もう一度、賢治の作品を読み直してみようと思っております。
ちなみに。 本日貼り付けた写真は、賢治がひとり、花巻から八戸まで汽車に乗り、そこから夜通し30qも歩いて星を見に行った三陸の浜辺から見上げる空です。 私がこの写真を撮ったのは去年の秋。雲が夕焼けの色を映していますが、こちらが東側です。
あの日。 真冬の夜更けの東の空に、身体の強くない賢治が見たかった星々が、せめて美しく見渡せていたことを祈るばかりです。
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