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「風」
2013年10月4日
昨日、サッカーからの帰り道。 万里は私の車に乗り、結太は(思ったより仕事が早く終わり、いきなり迎えに現れた)高田の車に乗りまして。 車窓を眺めながら、しばし、一対一のおしゃべりタイムを味わいました。
「サッカー、燃えてたね。楽しかった?」 「ボク、ドリブルしてパスしたら、パス受けた人がシュート入れたよ!」 「お、それは“ナイスアシスト”っていうんだよ。いい活躍だったね」 「ボクはシュートしてないから、活躍はしてないんだけど」
「違うよ。シュートを決めてもらえたんだから、万里も活躍できたんだよ」 「誰にも見られてなかったと思うし。ボク、そんなにうまくないし」
「誰も見てなくても下手でも、活躍したことはなくならないと思うけどなぁ」 「そうかぁ。・・・今日、サッカー、楽しかったよ」
「ね、万里、万里が今、一番楽しいなって感じるときって、どんなとき?」 「う〜んとね、風が吹いてるとき」 「・・・万里、キミって人は、まったく。いやぁ、風が吹いてるとき、かぁ」
「違う?」 「違わないよ。素敵な答えをプレゼントしてもらったから、驚いたの」 「風がふわーってなって、それでボクが風の子みたいになるとき!」 「いいねぇ。ヨシ、じゃ、窓全開にして帰ろうよ。風どんどん入れてさ」 「いえぇい、北風小僧の貫太郎ぉう〜♪」 「ひゅるる〜ん!(・・・北風ちゃうけど、ま、いっか)」
こうして書いてみると、他愛なさすぎて恥ずかしいんですけど。 「風が吹いてるとき」っていう答えだけは、忘れたくないな、と思いまして。
実は、私が一番好きな曲のイメージが、まさしく本当に本当に「風が吹いてるとき」なんです。 以前にも、このブログに書いたと思いますが、それだけずーっと(四半世紀?)変わっていない、大好きな曲。
それは、ジェフベック・フューチャリング・ロッドスチュワート(←綴りに自信がなくカタカナですみませんっ!!!)、『PEOPLE GET READY』。
この曲を聴いていると、見わたす限りの草原に、たったひとり私がいて、風がビュービュー吹く中を、踏ん張って仁王立ちしている感じ・・・がするんです。 強い風に吹かれているのに、見晴らしが爽快で、涼しさが気持ちよくて、一人きりなのに寂しくなくて、空を見上げて笑いたくなる感じ。
万里も、そんな感じが好きなのかしら。 そういう、うまく説明できない割には、ものすごくクリアな絵こそが、“幸せ”とか“楽園”とか“天国”のイメージなのかもしれませんね。
そんな“幸せ”のイメージの中へ、今日、旅立っていかれた方がいます。 告別式では、つい泣きすぎてしまいましたが、多分、今頃、会いたい人に会い、聴きたい落語を聴き、観たい歌舞伎を観て、一杯(いっぱい?)飲まれているころだと思います。
また是非、美味しいお店「市川リコメンズ」、教えてくださいませ。 ありがとうございました。 どうか、いい風に吹かれていらっしゃいますように。
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