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「頑張れ、栄小学校」

2011年6月4日

昨日、実家へ行った帰りに、ずっと気になっていた母校、栄小学校へ行ってきました。
なかなか学校が開いている時間に帰れておらず、下校中の低学年児童たちの様子を見ていたら、何だか少し勇気が出てきて、・・・職員室を訪ねてみました。

対応してくださったのは、吉野教頭先生。←昔の教頭先生は、ジャージ姿が多かったような気がしますが、ピンストライプのスーツ姿でいらして、普段からオシャレ度の高い方なのでしょうか。

さておき、ありがとうございました。
震災後の非常事態体制が続く中、とても丁寧に現在の状況を説明してくださり、なんと、崩れてしまった校舎の中も案内してくださったのでした。
廊下が70〜80cmくらいでしょうか、途中から急にグニャリと、斜め下の方向へスロープ化していて、そのネジレに耐え切れなくなった校舎の壁が、天井が、ロッカーが、窓が、ひび割れ、ひしゃげ、倒れ、うねっていました・・・。

こちらの心や身体の平衡感覚が壊れてしまうような光景の中に、理科室の実験テーブルや、職員室の黒板や、卒業制作のレリーフや、子ども達の書いた壁新聞が懐かしく埋め込まれていて、とても不思議な感じがしました。

写真を撮っておきたかったのですが、Gパンの後ポケットに携帯も持っていたのですが、「撮らせてください」とは、どうしても言い出せませんでした。

しっかり胸に刻んでおこうと思いつつ、大きな揺れの中で、このような光景を図らずも胸に刻み付けてしまった子ども達が、今、どうしているだろうと考えました。
栄小学校のみんなもそうですが、震災の被害に遭った東北の子ども達は、どんな夢を見ているのでしょうか。

もしよかったら、私、絵本の読み聞かせ、できますよ!
万里結太が幼稚園を卒園するとき、謝恩会の中のプログラムとして、私が園児たちへの読み聞かせを担当したんですが、そのときに選んだ題材が、子ども達の悪い夢をやっつけられるかもしれないと、図々しくも、自信を持って言わせていただきます。

いえ、自信はないんですけど、何だか「やります」と言わなければいけないし、チャレンジしなければ始まらないような気がしてきたわけであります。
幼児向けですが、ご希望がありましたら、是非ご連絡くださいね!

最後に、栄小学校の現在の状況を少し。
夏休みまでに校庭にプレハブを建て終わり、2学期からは、栄小の敷地内で全校生徒577名が授業を受けられるようになるそうです。
・・・廃校にはなりませんので、どうぞご安心ください。

今は、栄小学校(壊れていない校舎)・馬宮東小学校・植水小学校とに分かれて通いながら勉強をしているとのこと。
始めのうちこそ慣れなかったようですが、朝、栄小に集合してバスに乗り、よその小学校へ向かうという形も、「アメリカの学校みたいだよね!」と、楽しむようになってきているのだとか。

他校に教室スペースをお借りしつつ、栄小のクラスのまま、担任も栄小の先生のまま、生活できているそうです。
休み時間は新しいお友達とも遊べるそうですが、何しろ転校する形にならずに済み、子ども達も落ち着きを取り戻しているのだとか。

ただし、喘息の子、血液の病気と闘っている子には、とてもつらい状況だと、これは近所のピアノの先生に伺いました。
・・・応援したいです。
栄小時代の、私の一つ上の学年のお姉さんを思い出します。

母校でDKCを開けないものか、一応、体育館のサイズは測って帰ってきました(23.5m×28.6m、地震による被害ゼロ、立派な体育館ですね!)。

で、早く栄小学校が本当に安心できる「避難場所」になりますようにと願いながら、校外に出てから、この看板を撮ってきました。←卒業生の皆さん、シャッターを押すことができたのがこの写真のみでスミマセン。

あ、今日は、タイトルに「頑張れ」の言葉を、あえて使ってみましたよ。
今の栄小になら、使えると思いました。
東北のたくさんの小学校へは、「頑張って」でも「頑張らないで」でもなく、「できるだけ頑張りすぎないで」と言いたい向井です。
自分が闘病中、近しい人からかけてもらって、一番しっくりきた大切な言葉なので。


「チェスト」

2011年6月4日

鹿児島は南さつま市での講演終了後、募金にご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。
80.200円も集まりました。

講演の最後に、「会場出口で募金を行います。東北大震災の被害に遭われた方々を支援するためのお気持ちを集めさせてください。お気持ちですから、1円でも10円でも、もちろん0円でも構いません。これから東北へ出かける予定ですので、そんな私に“しっかり頑張っておいで”と、お声をかけてくださるだけで、ものすごく嬉しいです。エネルギーを分けてください」と、お話したところ・・・。

台風が近づいてきていたにもかかわらず、お一人お一人が温かく丁寧に話しかけてくださり、んもう向井は元気もりもり、充電みちみち状態になったのでありました。

ありがとうございます。
皆さんの体温をしっかり感じ取り→溜め込んで膨らませ→未来ある子ども達へ思い切り放出できる、そんな自分でありたいと思います。

鹿児島に行くと、何だか、おでこのすぐ上のあたりから、亡くなったじいちゃんばあちゃんに見つめられているような気がします。
「志を高く持ちなさい。人によく見られるためや、人に勝つために、志を曲げてはいかん。負けても貫くことです」と、よく言われたものです。

まだまだ、努力不足な私ですが、叔母に言わせると、そんな祖父母の影響を一番受けているのは亜紀ちゃんよ、とのこと。
一郎おじいちゃんにかなり似ているらしいのですが、・・・う〜ん、まだ何も貫けていませんね(汗)。

嗚呼、じいちゃんばあちゃんに会いたいなぁ。
そんなに遠くない将来、あの世で会えはずですが、・・・さて、どんなことを話せるものでしょう。
少しは褒めてもらえるように頑張らなくちゃいかんですね。
今はただ、かあちゃんのお迎えを先延ばしにしてくださいと、言いたいです。

かあちゃんの治療に関して、私は、貫けているのでしょうか。
・・・なんて、今週の向井はちょいとヨレヨレなので、今日はこのくらいにしておきたいと思います。

今日、貼り付けた写真は、金峰町で撮った「ラーフル」です。
先日の飲み会で、「鹿児島の人は、黒板消しのことを・・・何て言ったか、すごくカッコイイ横文字で言うんだよな。小学1年生だって、そう言うんだから、鹿児島はすごいんだよ。・・・忘れたなぁ。悔しいなぁ」という話題が出ていたところだったので、それが確認でき、興奮しながら激写(?)したものでっす!

ちなみに、ラーフルとは、オランダ語で「ボロ布」という意味なんですって。
台風一過の鹿児島は、ラーフルでキレイに掃除した後のような、青い青い空でした。

母と二人、城山から、桜島の上を雲がぐんぐん流れ去っていく様子を見ていたら、噴火があって、それがロシアンブルー猫に見えて、じいちゃんばあちゃんはもちろん、昔、ロシアの空の下、スパイ行為が露呈して殉職してしまった曾じいちゃんにまで見てもらっているような気がして、嬉しいのに、悲しい味の涙が出てきた、今回の鹿児島滞在でありました。