「今年の目標は、鹿児島文化からいただくことにします」
2005年11月3日
今日の午前7時10分で、41歳になりました。 BBSへたくさんのメッセージ、ありがとうございました(ペコリ)。 数年前までは、「誕生日? もうめでたくもなんともないよぉ」などと、言っていた私ですが、病気をしたり、子供たちの誕生を目の当たりにしたりして、・・・やっぱり誕生日は、「すっっっごくめでたい!」と、認識を大きく改めている次第です。 ま、「すっごくめでたい!」のと、「すっごく祝う」のは、また微妙に違うかと思われますので、今日は非常に地味に過ごしていたりするのですが(笑)。 ダンナは横浜アリーナで『ハッスルマニア』&その打ち上げ(大きな会場が超満員になったとのこと、多分、打ち上げも盛り上がるでしょう!)なので、今日は、日がな一日、ノーメイクのまま、子供たちと一緒にバタバタ、且つノホホンと過ごしました。 こんな日は、子供たちの残したものを食べ、中途半端にお腹が満たされてしまうので、チビギャングが寝静まる夜中になってから、急に腹の虫が鳴りだしたりして困ってしまいますね。 ダンナがいれば、何かしら作るキッカケができるんですけど、・・・この無法地帯というか、無法時間はちょっとばかり危険ですよねぇ(汗、いえ、ヨダレかも)。
今夜のおやつは、永野盛次製飴所の「いもあめ」なので、マカデミアンナッツチョコを2列(6個)ボリボリ食べてしまう夜より、ずっとずっと心穏やかな私です。 写真ではうまく撮れなかったので、袋に書いてあるインフォメーションを、ここへ書き写しておきますね。 「他所では味わえない 昔ながらの自然の味」 「いもづくりから 飴作りまで 自家製」 「いもの適地で自家生産の良いいもを昔ながらの作り方で、自然の味を大切にした風味の良い、純いも飴!」 「鹿児島県川辺郡知覧町西元5746 代表者 永野盛次 電話0993−84−0319」 ・・・と、書いてあります。 麦芽や麦粉、ごく少量の麦芽水飴(水飴をほとんど入れずに作るのが、盛次さんの腕の見せどころ!)以外は、永野家の畑でとれた芋そのままの、甘さの柔らかい、ほんわかした飴さんです。 口に残る後味が、ふかし芋を食べたときと同じ味なんです、もう最高。
さてさて、明日のお弁当の準備でもしつつ、今日は地味に早寝したいと思います。 でも、地味って、本当はいい言葉なのかもしれませんよね。 「地面の味」なのかなぁ、なんて。 ならば、盛次さんの飴の味も、素晴らしくいい地味です。 男性だったら「本厄」の41歳、私の今年の目標は、「自分なりの“地味”を少しでも肥やせるよう、いろんなことを見聞きすること」にしてみましょう。 昨日、取材で伺った、鹿児島県加世田の『竹田神社』で、ふと目に留まった教えが、「聞くことも 又見ることも 心から 皆まよひなり みな悟りなり」というものだったことも、何かの思し召しのような気がしてきました。 「亜紀さん、日新公(島津日新斎忠良)いろは歌の中から、何か一つ選んで読み上げてください。次は、そのシーンを撮りますので」と、ディレクターに言われ、「は〜い!」と、47もある教えの中からパッと選んだのが、この言葉の彫ってある石碑だったんですから、・・・これは、きっと心せねばならないはずです。
子供の寝顔を眺めつつ、芋飴をいただき、1545年に表された教えに頭を垂れる、静かな“お誕ナイト”となりました。
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