「桜の花吹雪」
2006年4月3日
桜の花びらが風に舞い始めました。 季節がどんどん早足で進んでいきますね。 うちの近所では、八重桜の蕾がはじけんばかりに膨らんでいますし、そろそろ、あそこのお庭でマンサクも咲く頃だわ・・・などと、季節の移ろいを楽しみにしている自分がいる一方で、やはり、散る桜のはかなさに心がチクンと痛くなってしまいます。
しかし。 確か、2〜3年前のCMに、「桜が教えてくれた また 咲けばいいよって」という感じのコピー、ありましたよね。 覚えてます? 桜の木の下で、女の子が泣いていて・・・。 何のCMかって? それは、秘密なんですけど(ハイ、忘れました)。 で、つまり、ワタクシ、このコピーに非常にハマりまして、この言葉に出会ってからは、散る桜を見ながらも、前向きな気持ちが湧いてくるようになったんです。 どこのどなたか存じませんが、素敵な言葉をありがとうございました。 ・・・皆さんは、どのような気持ちで花びらの風に包まれましたでしょうか?
言うまでもなく、もう二度と咲くことのない桜もあるでしょう。 以前に読んだ、小沢章一さんの本に、「桜の花を見ると、戦争で亡くなっていった知人たちの姿に重なって、どうしても、にぎやかに酒を飲む気持ちにはなれない」というような文章が書かれてあったことを思い出します。 ・・・来年もまた、元気に咲きたいですね。 「咲きたい!」と願えることに感謝しつつ、今日はこのへんで失礼します。 |