「一粒ずつ、大事に舐めます」
2005年11月2日
鹿児島から帰ってきました。 続けて家を空けられないので、先週・今週と、鹿児島を二往復したのですが、・・・またまた、いい思い出ができました。
右の写真は、知覧の武家屋敷を利用した『高城(たき)庵』という和食レストランで撮ったもの。 黄金千貫を作ってらっしゃる俵積田さん、本枯れ節(鰹節)名人の茶屋さん、その奥様で茶節名人のツキ子さん、定置網漁師の田口さん、精矛神社の島津宮司、地元の劇団『いぶき』の平木場さん&蔵元さん(蔵本さんかも)、知覧で測量関係のお仕事をなさっている射手園さん&仁田尾さんとご一緒した記念写真です。
ここで、射手園さんの奥さんのお父さんは、私がカレコレ10年ほど前に知覧を訪れ、手作りのいもあめ(これが、夢のようにおいしいんです!!!)を取材した際、インタビューさせていただいた飴職人さんであられることが判明。 去年は体調を崩され、いもあめ作りをお休みせざるを得なかったそうですが、今年から再開なさったと伺ってホッとしつつ、遠慮も忘れ、できたてのいもあめをしっかりいただいてまいりました(明日にでも写真を撮りますね)。 「ビデオの中の、お義父さんのキビキビ動く姿、嬉しそうに説明する表情を見て、嫁と改めて話し合ったんです。仕事を続けてもらうために、自分たちにできることは何でもしていこうって」と、射手園さんもおっしゃっていましたので、まったく心配はしませんが、・・・どうぞ、ゆ〜っくりお仕事をなさってください。お願いいたします。
昔、ベテランのカメラマンさんに、「同じことをずっと続けていれば、きっと、また会えるよ。そのときまで、お互い元気に頑張っていよう」と、言われたのを思い出しました。 もうひとつ、10月の旅サラダでご紹介したアラスカの旅の中で、北極圏のバローという猟師町のおばあちゃんが(カメラの回っていないところで、ロケ隊との別れ際に)教えてくれた、「出会った人は、一生、自分の一部となる」という言葉も・・・。
皆さま、またお会いしましょう。 自分の一部がほわほわ増えて、ぐっすり眠れそうです。・・・よか晩なぁ! |