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私の出産・治療体験記
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[686] 2006年10月23日(月) 23:33

おまたせしました

投稿者名: のりぞう

体験記
パートにでるようになったのでなかなかPCに向かうことができませんでした。
申し訳ありませんでした。
さて、私の知る限りですが参考になれば。
代理出産を認めている国、一番はアメリカですが主に西海岸のいくつかの州に集中しています。
理由は、東海岸はもともとイギリスからの移民が開拓していった場所であることから、宗教色(キリスト教)が濃いこと。
西海岸はフロンティア(未開発な土地)であったため開放的で「人は人、私は私」という考えの方が多い地域です。
そのため、西海岸に代理出産を認める州が多いのです。
韓国は一時期あったように記憶していますがアメリカほど代理母候補を適正であるかどうかしぼりこんでいるかは疑問です。
私が調べた頃はオーストラリアもありました。ただ、提携する日本の斡旋業者が見つけれなかったため断念しました。
夫婦二人だけで海外にでるよりも事情をよく知るコーディネートがいた方が安心できると思います。
おそらく斡旋業者1社は亜紀さんと同じところでしょうか。私もお世話になっています。頼みの綱です。
移植渡米期間は私の場合は14日間でした。卵胞の大きさ(成熟ぐあい)・数により採卵日が延びるので個人差があります。
20代〜30代前半であれば卵巣の反応がよく予定より早まるようです。
私は到着後7日目に採卵でした。
採卵日に合わせて夫が渡米し採精後帰国します。(4・5日間の日程)
夫は仕事の都合がつかないと分かっていましたので、検査渡米時に採精=凍結精子を使用しました。
奥さんの渡米時、飛行機に持ち込む方法もあるようです。
凍結精子だからといって受精率の低下とその影響はありません。
約2週間でしたのでキッチン付の長期滞在型のホテルを選びました。
ホテル・航空チケット・乗り継ぎアシストなどの手配は事前に必要かどうか尋ねられるので慣れないうちは任したほうが安心です。
検査渡米の時(5日間)はモーテルタイプですぐ隣にスーパーがあったのでテイクアウト、楽でしたが、2週間ともなるとアメリカのコテコテのおおあじには飽きます。
普段主婦で家事をきりもりしている方なら長期滞在型をおすすめします。
現地スタッフが必要なものを用意しているので食材(野菜・肉など)を買うだけで十分です。お米もありました。
インスタントの汁物・お茶パック(カフェインはダメ脱水になる:ほうじ茶OK)は重宝しました。
いろいろ試しに買うのも楽しいですよ。
安くて大量に買えるので主婦としてはうれしかったです。
甘いものは砂糖のかたまりのように甘いので期待できませんが。

ごろごろして何もしない夫からしばらく離れることができて羽が伸ばせます。
この頃は、副作用で精神的にイライラする毎日で、小さなことで当り散らしてはすぐに後悔して泣きべそかいて謝るの繰り返しでした。
人によってどのくらい身体に影響がでるか分かりませんがピル内服・自己注射期間がとてもつらい日々になると思います。
筋肉注射の痛みなんか気にならないほど。
更年期症状のせいか性欲わかないし、つながりがないぶん逆に夫に女としてみられているか不安に思うし、だけど倦怠感でうっとおしいからやさしくなれない。
今思えば自分はつらい立場なのだからと夫に頼りきっていたように思います。
けんかの毎日ですからダンナ様も覚悟して下さい。
これを乗り越えれる二人でないと。
夫と離れることで自分一人しっかりしなくてはと気合いが入りました。
渡米後は、
採卵日が決まるまで朝晩の注射と診察(エコー・採血)それ以外の時間はフリーなのでスーパーに買い物あとは部屋でごろごろしていました。
おなかに卵約20個分あるので重い荷物は持つな、激しい運動はするなと注意があるので安静にするしかなかったです。
それよりかなり下腹部が張って重いので靴下履くのもつらいです。
まるで妊婦?
大切なものが入っているので気づくと知らず知らずにおなかをなでていました。
採卵2〜3日前は卵巣が大きくなったぶん刺激で腰痛と39℃前後発熱に苦しみました。ほぼ寝たきり。
一応許可されている解熱剤を飲みましたがあまり効きませんでした。
食事はほとんどとれず、スポーツ飲料と果物しかとれませんでした。
トイレは、頻尿で便秘がちになります。
思うように下腹部に力をこめることができないし。
この時期そばに夫がいてくれたらどんなによかったかと思います。
ひまつぶしにTVもいいですが、英語なので…少々荷物になりますがDVDがみれるPC便利です。
ホテルによってはネットができる環境だそうです。
某会社の携帯電話でメール電話連絡をしていましたが国際電話は高額ですね。
請求書がこわいです。
うちの場合は採卵後移植前に夫が駆けつけてきてくれたので残りの日々は飽きることなく過ごしました。
採卵が終われば一週間くらい多少のピリピリした腹痛と腹水による下腹部膨満が残ります。
帰国時の飛行機は身体の置き場所がないくらいおなか張ってしょうがないかも。
自然と治っていくので安心して。
多少の海外経験(海外旅行)があればなんとかなるものです。
肉焼いていたら火災報知機鳴っちゃうとか、挑戦してなかったらありえなかったことばかり。
アメリカだからといって治安の悪い場所ではなかったので昼間の散歩なら奥さん一人で大丈夫ですよ。
決断したのであればなんでも乗り切れます。
私は来月30歳です。
もうあと1・2回かなと考えています。
ダメならどうなるんだろうか。
子供がいないことで離婚するような夫ではないと思っていますが。
代理出産と同時に2人だけで暮らしていくことと養子縁組も頭の中で考えています。
子供がいてもいつか離れていくだろうし、私達とは違って家に縛られない生き方をしてもらいたい…なんてね。
産むことはできないけど育てることはできるんじゃあないかなと思って。
看護師をしていると同じ悩みの人とたくさん出会います。
仕事変えなきゃダメだったり、休まなきゃいけなかったり、女性にとって本当にやさしい国だろうかと疑問を持ちます。
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