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「自分の目で」
2012年4月25日
今日、福島県双葉郡へ行ってきました。
心を引き締め、防護服を着て。
福島第一原発が目視できるところまで近づいたのは、もちろん初めてのことです。
本当に原発は安全なのか。
自分の目で見て、自分の身体で感じて、そこから気持ちを決めなくてはと思い、双葉町に住む(住んでいた)友人に連れていってもらったのです。
ご自宅の片付けをお手伝いしつつ(すっかり茫然自失、ほとんどお力になれずごめんなさい)、桜満開の町を見渡し、車窓からあちらこちらを指差しては、思い出話を集めたりして。
が、そんな中。 車を走らせているにも関わらず、線量計がブルブル震え始め、なかなか止まらなくなったのです。
線量がある程度以上の勢いで上がる際、ブルブル震えるように設定されているガイガーカウンターだったので、気になって車を止めてみたところ…。
線量計の一台は45μsv/h、もう一台は80μsv/hまで上がっており、最後の一台は針が振りきれて止まっていました。
↑「μsv/h」は、空気中の放射線量が毎時〓マイクロシーベルトある、とする単位だと思われます。
双葉町の友人に窓やドアを開けないよう厳しく言われ、車の中でじっとしている状態で、この数値。
ちなみに、まったく同じガイガーカウンターで、高田家近辺の地表から約10pの場所で計ったところ、0.07μsv/h、0.08μsv/hだったので…。
計測値が45〜80μsv/hと、カウンターによって開きがあることについての曖昧さは感じるものの、うちの近所の600倍以上もの線量が車中まで届いてしまっていると言えるのではないでしょうか。
福島第一原発の4号基が遠くに見える、東電の敷地外の路上に停めた車の中。
震える線量計が示した数値。
4号基だけ、建家が三角屋根のカバー状建造物に覆われていないのは、何かが収束したからではなかったのか。
餓死した牛の亡骸が脳裏から離れず、頭がズキズキ痛みました。
謎はさらに暗く深まってしまいましたが、自分の目で見たことから自分の気持ちを決めることのできた、今日は特別な日になりました。 まりちゃん、まもるくん、どうもありがとう。 |
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