「西郷さま」
2009年6月19日
東京居酒屋研究会(超久々!)のロケハンのために訪れた、とあるお店で発見した西郷さまです。 どこからともなく不思議な視線を感じ、「ん? どなた?」と、よくよく目を凝らしてみたら・・・。 カウンターの端っこで、ガス湯沸かし器をバックに、静かに笑っていらっしゃるお姿を発見。
何だか、妙に懐かしい気持ちになって、写真に撮らせてもらおうとカメラを構えたところ、若い店員さんが、「あ、それ、ボクの妹が鹿児島へ旅行に行ったときのお土産なんです。“お父さんにあまりにそっくりなんで、買ってきちゃった”って言って。本当に、うちのオヤジに似てるんです。え? いえいえ、鹿児島出身じゃないんですけどね(笑)」と、説明してくれました。
最近は、「西郷隆盛さんは、鹿児島や上野にある銅像や、教科書に載っている写真や、このお土産品のような、ごっつい感じの人ではなかったはず」という説が、かなりもっともらしいということになっているようですね。 でも、このごっつくて優しい感じの西郷さまに、すっごく愛着を感じてしまうのも、別に悪いことじゃないですよね、きっと。
この8月末に、祖母の故郷、伊佐市(合併する前の大口市が地元です)へ呼んでもらっているので、またいろいろな伝説を聞けたらいいなぁなどと、今から楽しみにしている島津家ファン、向井でございました。
ちなみに。 うちのダンナが、温泉旅館でツンツルテンの浴衣を着つつ、犬の散歩を手伝っていたときの様子は、ちょっと笑っちゃうくらい、伝説の西郷さま似でした(笑)。 |