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「運命の出会いがあることを、心から祈りつつ・・・」

2005年10月12日

今日は、二ヶ月に一度のガン検診へ行ってきました。
手術の痕はもちろん、感染のために切開して(放射線や抗癌剤治療を行った直後のタイミングだったために)引きつっていたお腹の傷もかなり柔らかくなり、心配な影や腹水もまったく見られず、・・・細胞診の結果が出るのは二週間後だとはいえ、非常に安心できる状態に満足して帰って参りました。
次回からは、三ヶ月に一度の検査でいいそうです。ふぅぅ・・・。

さて。
BBSのコーナーへ、「公開しないでください」というご要望つきでメッセージをくださった数人の方へ、お返事をしますね。
婦人科のご病気かもしれないとお悩みの方、また、実際に、思わしくない検査結果を受け取り、セカンドオピニオンを求めるべきかどうか、迷ってらっしゃる方へ、少しでもお役に立てればと思います。

私の主治医を紹介してほしいという方が、実はとても多いのですが、・・・すみません。
今日、先生ともじっくり相談してきたのですが、現在、先生とタッグを組んで病気と闘ってらっしゃる患者さんたちにご迷惑がかからないよう、まずは、先生とつながりの強い個人病院を2つ、ご紹介させていただきます。

「フェニックス・メディカル・クリニック」
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−41−6
TEL 03−3478−3535  FAX 03−3478−3636
http://www.phoenix.gr.jp/

「さがら・レディス・クリニック」
東京都品川区上大崎3−14−35 山手ビル1F
TEL 03−5793−1400

フェニックスの郭 宗明先生から私の主治医へは、もう何人も、大きな手術を必要とする患者さんが紹介されていらしているそうですし、相良洋子先生は、精神神経科にも明るい先生でいらっしゃるので、更年期等の相談についても、きっとお力になってくださるはずです。・・・実は、私の母も相談に行かせていただきましたし。

こういったホームページで、医師を紹介するのは、非常に難しいことだと感じています。
今、こうして、パソコンに向かっていても、緊張で指が震えます。
どんなお気持ちで、この文字を見つめていらっしゃるだろうと思うと、本当に胸が苦しくなります・・・。
が、医師も患者も生身ですから、どんなにいい人間同士が巡り会ったとしても、それが、必ずしも素晴らしい出会いになるとは限りません。
そして、残念ながら、命が燃え尽きてしまう可能性も、術後のクオリティ・オブ・ライフが希望通りに確保されない可能性も、どうしてもゼロになってはくれません。

ただ、それでも、ご自分が納得できるまでインフォームドコンセントを受けたかどうかで、絶対に、その後の人生が変わってくることだけは間違いないと思います。
「私は、いろいろな選択肢の中から、この先生とこの方法を、自分で選んだんだ!」と思った上で、手術台に上がれるかどうか。
そこの部分に、ほんの少しでもご協力できたらと、願ってやみません。

今日は、とても重い話題を取り上げましたので、ここで、代理出産のコーディネイト会社(事務所)についても、少し触れておきます。
私が言えることは、「私たち夫婦が選んだのは、本の中に書いたコーディネイターだった」ということだけになってしまいます。
他の会社についても、いろいろ調べましたし、代表者にお会いしたこともありますが、結局、実際にはお世話になっていないので、それらの会社について述べることはできないと思っています。
代理出産に挑戦するには、依頼する夫婦、依頼を受ける家族、不妊治療を行う医師、ホストマザーのかかりつけ医師、子供をとりあげる医師、そして勿論、コーディネイターとの間に、それぞれ非常に多くの価値観の確認が必要となりますので、是非、私の例を1つのサンプルと割り切って、ご自分たち夫婦の道を見つけていただきたいと願っています。

今、この日本に、代理出産で生まれた子供は数百人います(もう高校生になっている子もいますし、千人に届くのも時間の問題だそうです)。
これまでに、代理出産に挑戦したご夫婦は数千組に上っています。
代理出産を希望しているご夫婦の数となると、数万組という単位になると聞きます。
「騙された・・・」と涙を流す依頼夫婦や、「どうして、連絡を絶ってしまうの?」と悲しむホストファミリー、「契約を踏み倒された!」とオロオロ走り回るコーデイネイターが生まれないよう、そしてどうにか、子宮の働きを持たない女性、子宮を失ってしまった女性に希望が残されるよう、この国の法整備が行われていくことを祈ります。

今日は、いろいろ緊張して肩がガチガチになってしまいました。
そういえば、タリーズ・コーヒーでもらってきたパンフレット(無料!)にヨガのポーズがいくつか載っていたので、今夜こそは、少しやってみたいと思います。
昔々、新体操をしていた頃は、簡単にできたはずのポーズなのですが、さて・・・。


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