|
|
|
|
[719] 2006年11月18日(土) 22:10
体験記 |
結婚5年目、不妊歴4年目になる29才のchieと申します。
結婚前から婦人科系の病気には敏感だったのですが、その原点は向井さんのあの記者会見にあります。 その頃から不安を感じる時々に婦人科を受診する事が多かったのですが、それでも自分が不妊治療を受ける事になるとは夢にも思ってはいませんでした。 少し矛盾していますよね^^;
子作りを初めて1年半が経過した頃に、市内の病院に初めて不妊検査に行きました。 初期検査では特に異常が見つからなかった為にタイミング療法を続けていました。 途中でフーナーテストを受けたものの、こちらも問題なし。 自然周期にてタイミング療法のみを続けましたが妊娠には至らず、去年の暮れに卵巣嚢腫(チョコレート嚢腫)が見つかりました。 が、当時の主治医はエコーでの大きさから問題なしとの判断。 特に治療は必要ないとの事でした。 ですが、その後数ヶ月に渡り生理痛が酷くなっていきました。 あまりの腹痛に耐えられず、痛み止めを貰う為だけに他の病院へ行ったのですが(かかりつけの病院は診療時間外だったので)そちらの先生より、卵巣以外の場所の内膜症も有るようだから治療を考えるように、と言われました。 その事を後日主治医に話したのですが… 他院へかかった事が不快だったのでしょうか。 「自分を信頼できないならもう来なくていい」という様な事を言われてしまいました。 それまで全幅の信頼を置いていた分、ショックが大きかった気がします。 その後、市外の病院へセカンドオピニオン(この場合は違うような気もしますが)に伺った所、卵巣嚢腫が見つかってからも血液検査すらもしていないという事実に驚かれました。 そして、詳細な検査の結果、嚢腫自体は小さいかもしれないが、不妊歴や痛みの度合いから見て手術が妥当ではないかとの結論を出して頂きました。 医師や看護師さんの印象もとても良かった為に、その病院で治療をする事を決断し、今年の8月に手術しました。 手術で卵巣の嚢腫は焼灼できたものの、卵巣が癒着していたり、腹膜内の初期の内膜症が多数見つかった事から、術後にも偽閉経療法をすすめられました。 偽閉経療法は6ヶ月の予定でしたが、人よりも薬による副作用が強く出やすい体質だったようで、あまりの辛さに、今月4回目の投薬で中止して貰う事になりました。 身体的な苦痛の他に、この治療中は生理をとめてしまうので妊娠は出来ないという焦りもあったと思います。 今回の薬の効果が切れる頃には、もう一度卵管造影の予定でいます。 その後やっと不妊治療の再開が出来るのですが、その事に対する喜びや希望と共に副作用に負けてしまった情けなさが消えません。 今からこんな事では今後妊娠できたときのつわりや出産時の痛み、子育ての苦労に耐えられるのだろうか? そんな思いが頭から離れません。 それでも、もう決めてしまった事なので、後は前に向かって頑張るしかないのですよね。 ここで他の方のお話を聞いていると、クヨクヨしてもいられないという気持ちにもなれました。
本当に長くなってしまって申し訳ありません。 読んでくださった方々、ありがとうございました。 |
|
|
|
|
|
|
|