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[133] 2006年 4月 7日(金) 6:48
体験記 |
私は37歳からでしたが、半年間妊娠せず、色々と調べたところ、夫が重症の男性不妊とわかりました。それからも人工授精をしたりしていたのですが、医者を不妊治療の実績のあるところに変えたところ、すぐに顕微授精を勧められ、38歳から始めて3回目、39歳で妊娠・出産できました。 費用は、検査が数千〜1万円くらい、人工授精は2万円くらい、顕微授精は体外受精より5万円くらい高くて、35〜40万円くらいです。医者によってかなり違いがありますし、高齢だと卵のできが悪いのでホルモン注射の量が多く、その分高くなります。 体外受精や顕微授精では卵を育てる注射を10日くらい続けますので、毎日同じ時刻に通院する必要がありますし、採卵・移植の日は仕事を休む必要があります。私は遅くまでやっている病院でしたので、夜7時頃に毎日注射していました。仕事は続けていますが、なかなか大変でした。 妊娠を希望されるのなら、とにかく早く、なるべく実績のある病院へご夫婦で行かれることを強くお勧めします。40歳ならば、色々な治療法を試す時間はありません。今日にでも体外受精を申し込んでくださいとお勧めしたいくらいです。私でも、奇跡だと言われました。 妊娠の機能は38歳ぐらいから急に衰えるそうです。体力があるとか若く見られると言うこととは関係ありません。40代で出産される方も多く聞きますが、珍しいから話題になるのであって、できない人の方がずっと多いのです。体外受精の成功率も、20代ならいい医者なら50%以上ですが、40代では10%位なのが現実です。流産率も高いです。 それと、不妊の原因は男女40%ずつ、残りは原因不明だそうです。うちも夫が原因でした。ぜひ両方の検査をしてください。男性は精子検査だけですから簡単です。 費用のことですが、私は合計200万円弱でした。最初の頃、1万円程度の治療費にビビって、お金がないと不妊治療はできませんね、という私に、先生はおっしゃいました。「とんでもない。本当に子供が欲しい人は、家売って、田んぼ売って、親戚中から借金してでもやられますよ。みんなそうです。何物にも代え難いものなんです。」本当に、何物にも代え難いです。医療費の補助があまり期待できない現状では、とにかく何とかするしかない!でした。 長々とすみません。高齢出産ということで人ごとではなく、書き込ませていただけました。ご参考にしていただければ幸いです。 |
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