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[659-1] 2006年 9月30日(土) 15:39
コメント:
私は今の彼と結婚を考えていますが、 彼には3人の子供がいます。あの子達を 育てていくのにやはり不安や戸惑いがあります。正直もう大きくなっていて、(11歳9歳8歳) 私のことはあまり聞いてもらえないし、パパに育てられたせいかとてもお行儀が悪く、あいさつも出来ません。けど、私は子供が出来にくいので、神様がくれたチャンスかなっておもって悪戦苦闘しています。初めて子供を育てるのにいきなり大きい子なので、ちょっとどうしたらいいかわかからなくなる事もあります。 けど、欲しくても出来ない人もいるし、(実際私もそう)頑張ってみようと思います。皆さんのアドバイスお願いします。まず、偏食過ぎて困ってます。 |
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[659-2] 名前:H.O. 2006年 9月30日(土) 17:24
はるさん、はじめまして、2人の娘のいるオバサンです。
大きな決断をしようとしているはるさんに、拍手を送りたい気持ちで書かせていただきました。
コメントを読ませていただいて感じるのは、このご縁を大切にされるのでしたら、はるさんご自身は、血縁がないことを最初から肯定して、「縁あって、子供たちとも共に生きる」と捉えられれば、親になろうという無理をしないで済むのではないかなぁ、ということです。
問題は、3人の連れ子さんがいらっしゃるからではなく、むしろ、何か困難がおきたときに、ご家族どうしが互いに「やっぱり本当の子じゃないから」と、理由を探してしまわないだろうか、ということです。もし、そんな気持ちで一緒に暮らしてしまったら、子供さんたちにとっても、ご夫婦にとっても、これは大変な重荷に感じられることでしょう。特に、思春期をむかえられる子供さんたちにとっては、裏切りに感じられるかもしれません。子供は、信頼できない大人には「罰」を与えます。いじわるをしたり、わがままになったり、わめきちらしたり、無視したり、わざと乱暴をしたり、外で問題を起こしたり・・・etc.
子供を育てることは、ものすごーーーく根気がいることです。自分の子であっても、辛抱、我慢、忍耐の連続です。自分が「大人」にならないと、「○○のせい」「やっぱり○○がいい」と、わがままを言っているようでは、子どもとは向き合えないのです。
また、毎日の生活のことですから、おつきあいしていらっしゃる彼が、どのようにはるさんに求められるのかによっても、はるさんの負担感は変わってくると思います。つまり、常に「できることをやってくれたらいいよ」「難しい立場でがんばってくれてありがとう」という気持ちで接してくれるのか、それとも「こんなこともできないのか」「前の妻は・・・」「母親になったんだろう、それぐらい当たり前」「なんで子供にちゃんとできないんだ」と批判されるか、それによって、はるさんの負担感や幸福度合い、子供さんたちの態度が大きく変わってくることでしょう。
父親である彼の子供さんたちへの接し方(はるさんを大切にしろ、ごはん作ってくれてありがとうと言えよ、小言は君たちが大切だから言ってるんだぞ、何かあったらみんなで話し合おう、何でも言え 等)は特に大切だと思います。
誰だって、最初からいい親なのではありません。ひとり目よりふたり目、3人目のほうが子育ては楽に感じられるし、5才になるまで子供嫌いで四苦八苦して、成長を実感してはじめて子供をいとおしく思う親だっているのです。
まして、思春期をむかえる3人のお子さんたちと過ごすのは、並大抵ではないでしょう。「並大抵じゃない」「いろんなことが起こるんだろう」「起きることも楽しもう」と、どんなことがあっても揺らがないつもりで腹をきめておけば、気が楽ではないでしょうか。
ところで、夫婦は実子を育てていたとしても、結婚から数年すれば、「こんなはずではなかった」「もう別れたほうがマシ」と深刻に悩むこともでてきます。もし、そんな時がきたとしても、その原因を連れ子さんに持ってくることは絶対にしないであげてほしいです。
偏食については、「これ、おいしいね」「食べないと損だよ〜」「(たとえ偏食がひどくても)○○くん(ちゃん)はいつもバランスよく食べてるから元気なんだね」と、楽しく言って聞かせながら何度も何度も一緒に食べていると、そのうち(1〜3年ぐらいで)治ります。せっかく作ったものを残されても(ゴミ箱に捨てられても)、「いつかはきっと分かってくれる」と思いながら「おいしいのに、もったいないよ〜」と、にこにこ笑って作り続けることです。お行儀は、当面は気にしないであげてはどうでしょうか。子供さんたちは、急に言われても戸惑うだけです。社会に出て困るようなことだけ(食事の仕方、あいさつ、後始末)日々の生活の中で、手本となるようにふるまいながら、機会をみつけて言って聞かせてはどうでしょう。あいさつも、毎日こちらから言い続けていれば、そのうち一言返すようになるでしょう(返さなくても「あいさつはするもんだ」となんとなくわかってくれば、いずれ必要に迫られたときにするはずです)
いずれにしても、子育てはすぐに結果がでるものではありません。批判されてうれしい人はいません。「どうして○○しないの」「こんなこともできないの」「わたしがこんなに一生懸命やってるのに」etc...こんな態度をされてうれしい人はいないでしょう。できたら共に喜ぶ、できないことは「こうなるといいね」と寄り添う。辛い事悲しい事は黙って受け止めてあげ共に祈る。それしかないのではないでしょうか。何年も何年も経って、忘れたころに幸が訪れている・・・実子であろうと、連れ子さんであろうと、夫婦であろうと、同じことだと思います。
おせっかいなオバサンの長話でスミマセン。ご多幸をお祈りしています。 |
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