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[1422-1] 2006年11月29日(水) 19:24
コメント:
皆さんご存知かとは思いますが、偶然見つけたのでご参考までにご報告させて下さい。 HPV(ヒトパピローマウィルス)の予防ワクチンが、今年の6月に米国食品医薬品局(FDA)で承認されたそうです。
HPVは子宮頸癌の原因となるウイルスで、成人では男女を問わず誰でも高い率で感染者になり得ます。 癌が発症するかどうかは免疫システムなどと関わり、HPV感染とは基本的に別の問題です。 従って、抗HPVワクチンの開発が長い間待ち望まれていました。
(産経新聞の平成18年7月26日の健康欄、要旨:hinyoukika.cocolog-nifty.com/std/2006/08/post_ac05.html ) 【要旨】 1.子宮頸癌の若年化(最近では20歳〜30歳代前半での発症が増加している)が問題。 2.子宮頸癌の99.9%にヒトパピローマウィルスHPV感染が確認できる。 3.HPV感染者を5年〜10年にわたって長期観察すると、高率(10%〜15%)に子宮頸癌を発症することが分かった。 4.成人女性の50%がHPVに感染するが、ほとんどの人は2〜3週間で自然治癒している。 5.自然治癒しないで持続感染するHPVが、100種類中13種類存在し、この13種類のHPVが高危険群とされる。 6.HPV感染率は、10代と20代が顕著に高く、30代を過ぎてから感染率は低下する。しかし、子宮頸癌の発症率は、感染率と反比例するように30代以降に急増する。 7.HPV感染から癌発症まで10年の猶予があるので、その間に定期的検診(細胞診)の必要性がある。 8.自治体ではHPV検査費用を一部公費負担にしようとする動きがある。 9.今年の6月にアメリカFDAで子宮頸癌の予防ワクチン(抗HPVワクチン)が承認された。 10.高危険群HPVの代表である16型と18型に効果があるとされる。 11.16型と18型以外にも効果がある可能性がある。 12.日本でも今年から予防ワクチンの臨床試験が開始された。
国内では治験は行われていますが承認はまだで、先月、早期承認の要望書が日本助産師会から出されました。 http://www.midwife.or.jp/04_political_action/yobo061025.pdf
(国内での治験について) http://www.kyoundo.jp/fujinka/chiken.html http://kyushu-ctr-hsp.com/hpv-i.htm http://www.scic.co.jp/volunteer/ など、現在あちこちで治験のボランティアを募集中です。 「HPVワクチン 治験」でググると沢山ヒットします。
(検査システム) 自己採取、郵送でHPV感染を検査するシステムもあるようです(5000円くらい)。 「HPV 検査 郵送」でググると幾つかヒットします。 でも、上の7.にあるように早期検診がやはり一番なのでしょうね。
(開発された抗HPVワクチン) 米国のかの有名なメルク社が昨年6月に国際臨床試験結果を発表したもののようです。 さすがは米国FDA、承認までが早いですね。 http://www.aiknowledge.co.jp/blog/index.php?blogid=1&archive=2005-10-8
以上、単なるご報告すみませんでした。 効果的なワクチンが完成して、1日でも早くこの癌が克服される事を心から願っております。 |
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[1422-2] 名前:まめ 2006年12月 1日(金) 6:20
おっせかいさん ありがとうございました 独身のころ頸癌の疑いで親戚からも偏見の目で見られたことがあります。 でもかかる可能性が高いとされる行為には全て該当していませんでした。 このスレをみて・・涙が出るほどうれしかった・・ いま念に1度検査しています。予防考えてみようと思いました。 |
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[1422-3] 名前:akko 2006年12月17日(日) 5:48
私が住んでいるドイツでは、ハイデルベルクにある癌研究施設が、子宮頸がんワクチン接種を義務付けるように政府に意見を提出した、との報告を聞きました。ということは、ドイツではワクチンが普及していないということですね。 |
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[1422-5] 名前:akko 2006年12月22日(金) 19:19
おせっかいさん 情報をありがとうございます。婦人科専門医にきいてみます。 話は違いますが、今のドイツはどこの町もクリスマス直前できれいですよ。 |
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