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[1073-1] 2006年10月11日(水) 1:24
コメント:
この程、米国で代理出産によって生まれた双子との間の親子関係を認め、出生届を受理するよう命じた東京高裁決定(9月29日付)については、現代社会の生への価値、医学の進歩に追いつかない法律の諸問題、心の底から子供を欲しがっている夫婦の現状等、あらゆる角度からの決定であり、飛躍的な一歩と言える。 それに対し、長勢法相の「我が国では親子関係は分娩の事実によって発生するものということでやってきているので、(決定は)なお問題が残っているのかな、という気がしている」とは何事か。問題なのは高裁の決定ではなく、向井さんの様な人々を切って捨てる様な発言、法務省の古い体質、そして長勢法相の古い考え方こそが問題だ。 法務省は、今回の決定に対し最高裁への特別抗告や許可抗告を行わず、現代社会と向き合い、現実を自分たちの目で確かめて欲しい。 机上論で弱者を切って捨てるような発言、行動は断じて許さない。 |
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