「それぞれの思いを胸に」
2011年9月2日
『復興支援DKC in相馬』は、相馬市立中村第二小学校の体育館で行なわれます。参加を募る告知については、小学校のPTAの皆さんから伝えていただくことになりました。
実は私も今、小学校のPTA委員をしているのですが、保護者同士の横の繋がりって、本当にありがたいですね。人それぞれ、価値観は違っているものの、「子ども達のために!」という目標があれば、どんどん近くなれるし、どんどん一肌脱げちゃうんですから。
言うまでもなく、中村第二小学校の保護者や先生方は、今、とてつもなく大変な思いの中にいらっしゃるわけですが、それでも、「一肌脱ぎますよ」と、目を細めてくださる・・・。こちらがつられて笑ってしまって、何だかもう、胸がいっぱいになりました。
被災した子ども達を、別の町へ避難させるべきだとする専門家の意見もあるが、本当にそれでいいのだろうか。 家が流されてしまった光景を、毎日スクールバスの窓から見ることになるのは、かわいそうなことなのだろうか。 同じ恐怖感を味わった者同士として、一緒に遊び、学び、成長させていくほうが、少しでも心の傷に優しいのではないか。 子ども達の苦しみは、これから染み出してくると思う。その苦しみを、柔らかく拭き取ってあげられるだろうか・・・。
相馬の皆さんのお話を、ただ伺うことしかできなかった私です。 つづく
写真は、中村第二小学校の校庭。 除染作業が行われている様子を、ヒマワリの大輪が見守っているところであります。一日でも早く子ども達が安心して遊べるようになりますように。
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