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「渡り鳥と彼岸花に、謝っておきたい気分です」

2005年10月27日

新型インフルエンザのニュースを聞くにつけ、だんだん心配になってきてしまいますね。
H5N1型などの鳥インフルエンザが変異を起こし、より毒性が強く、かつ人間にも感染する新型となって、対策も講じられない勢いで蔓延してしまう可能性もあるのでは・・・とのこと。
一体、鳥はどこからそんなウイルスを運んできているのでしょう?
元々は、鳥だけに見られる低病原性ウイルスだったかもしれませんが、それが渡り鳥等の影響でどんどん進化(というか、宿主を増やしつつ、突然変異を繰り返してみるみるパワーアップ)してしまっているらしいと聞きますね。
でも、渡り鳥は、もうずっとずっと昔から、“渡り”続けているのですから、絶対に悪くないと思うんです・・・。
その、増殖の爆発力を秘めた低病原性のウイルスが、まず、どうやって渡り鳥の体内に入ったかが問題なんじゃないかなぁ、などと考えながら、空を見上げているのは私だけでしょうか。

実は、それに関して、面白い噂を聞きましたので、ここに書いておきますね。
原因は、地球の温暖化ではないか、という説です。
地球が暖まった影響で、永久凍土の中にチルド状態で潜んでいた昔々のウイルスが解凍され、それを植物がまとい、その植物を小さな虫が食べ、その虫を鳥が食べ、・・・そうしているうちに、もうとっくのとう(氷河期とか?)に絶滅していたはずの悪い奴らがヌクヌクと目を覚ましてしまった可能性があるんですって。
う〜ん、妙に真実味がありますよね。
渡り鳥は人間の被害者(被害動物?)だったというわけです。
今や、哺乳類はそんなウイルスらへ対抗する免疫を持っていないでしょうから、・・・生きた化石的生物、たとえば、ゴキブリ等に教えを請うてもいいのかもしれません。
ゴキブリって、恐竜時代から、ほとんど進化していないそうですよ。
つまり、その頃から完成形だった、イコール、もしかしたら、高度に発達した宇宙人(宇宙生命体?)なのかも・・・などという、こちらはあまり信じたくない説だったりしますけど(笑)。

ゴキブリの名誉のために、この名前の由来は「御器かぶり」だったという説もお知らせしておきましょうか(今日は、“説”ばっかり!)。
「御器」とは、漆塗り等の黒光りした食器のこと。
ゴキ様は、漆塗りの高級食器を背中にかぶったようなお姿でお出ましになる方、というわけです。・・・本当かどうかは謎です。調べる気力もありません(笑)。
昆虫好きの私ですが、ゴキ様に関しては、良き思ひ出、一つもございませぬ故。

さてさて、こんなことを書いていると、何かを察した黒光り野郎が近づいてくるかもしれませんので、今夜はこのへんにしておきましょうか。
とにかく、私たちにできることは、地球を暖めすぎないこと、手洗い&うがいをよくすること、ホウ酸団子を置くこと、以上の3点だと思われます。
さぁ、ご気分を直していただくために、綺麗な写真を貼り付けておきますね!

PHOTO「黄色い曼殊沙華」 鹿児島県姶良郡加治木町と言うと、ついつい、お相撲の呼び出しを思い出し、寺尾関の勇姿に胸が熱くなる向井ですが、その加治木町にある「精矛(くわしほこ)神社」の境内に咲いていた曼殊沙華の花です なんて凛々しいのでしょう! 感動して写真を撮りまくっていたら、宮司の島津義秀さんが、「こちらでは、この色も珍しくないようですよ。いいアングルですね」と、笑っていらっしゃいました 彼岸花、死人花などの別名からもわかるように、何故か、仏、霊、死者の花というイメージがあるようですが、この花には何の罪(?)もありません 以前、テレビのインタビューで、「好きなお花は?」と聞かれ、「曼殊沙華、いわゆる彼岸花です」と答えたら、その部分だけキレイにカットされてましたっけ 辞書には、「梵語で天上に咲く花の名」と書いてありましたが、もっと無邪気で愛らしいニックネームもついてほしい気がしますね