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「簡単に人を起こせる方法、のはずです!」
2006年1月22日
ひゃ〜、すみませんでした。 ソファーに横になっている私をに寄り添うミヤちゃん、右手を上げ、まるで助けを呼んでいるような榎木さん、・・・という写真に見えちゃいましたね。 ご心配おかけしました。 さっきの、いえ、昨日の写真は、私が、病気等でベッドで過ごす時間の多い人役。 ミヤちゃんが、その人を介護する役。 そして、榎木さんが、少ない力で、腰などにほとんど負担をかけることなく、私の上体を起こす方法をミヤちゃんに伝授する役、というシーンなのでした。ご安心を。
榎木さんは、インド滞在や古武道を通じて静かに鍛え上げた“気”の使い手なので、頭の中でイメージを作ることによって、小さな力を大きな動きに変えることができるとおっしゃるのです。 この場合は、私は誰にも気を遣わなくてOK、眠っていてもいいんです。 大事なのは介護役の人のイメージトレーニングなんですね。 ベッドの脇に立ち、横になっている人の胸椎上部(肩甲骨の間より少し上くらい)のところに利き手を差し入れて、その腕一本で上体を起こすのですが、・・・そのとき、上から落ちてくるピンポン玉が「コンッ」と、床に当たって弾むイメージを作るといいんですって。 頭の中で、ピンポン玉がバウンドする瞬間のイメージができたとき、そのタイミングに合わせて、上体を起こしてあげれば、起こす方も起される方も非常にラクにできるんです。・・・できるはずです。
で、まず、ミヤちゃんがやってみました。→大成功! 起こされる私も、首に力を入れる必要がなく、ラクでした。 今度は、私とミヤちゃんが選手交代してやってみました。→大成功! 本当に、子供(現在13sほど)を起こすのと同じくらいの力で、ポンッとできてしまいました。 最後に、私のマネージャー(110s)が横になり、榎木さんが起こしました。→軽々、大成功! ・・・ってなわけで、実は、私たち3人の周りには、スタッフたちの人垣ができ、大変な騒ぎだったんです。ほんっと、榎木さんってすごいっス。 「力とか体重は関係ないから、たとえば、家に帰ってから、高田さんを起こしてあげてみて」と、言われ、「はい。・・・でも、私、榎木さんと一緒にいるときは、絶対にできるんです。前だって、一緒に杉の木に触ったときは、本当に木がしゃべってくれる声が聞こえたんです。でも、一人になると、聞こえないことも多くって・・・。だから、あのぅ、大丈夫かな、なんて」と、ウジウジ話す私に、「大丈夫。イメージの練習をしてみて」と、榎木さんはあの瞳で優しく微笑むのでございました。
え? 知りたいですか? 高田にやってみたら、・・・わ〜ん、できませんでした。 頭の中に、「榎木さんがいないし、やっぱ、無理っぽい???」などという、マイナスイメージがあるからダメなんだろうなぁ(泣)。 これから、イメージ作りの練習を続けてみたいと思います。 人間って、自分で自分の力にリミッターをつけちゃうからいけないんですよね、きっと。
あ、でも、なかなかうまくできない人へ、それまでの間、どうやって人を起こせば比較的ラクか、お話しておきましょうか。 たとえば、介護者が右利きの方だったら、横になっている人のベッドの左側に立ち、その人の左腕を(起こすときに邪魔にならないよう)お腹の上あたりに乗せてあげます。 患者さんの腰の脇に自分の左膝を置き、右手を背中に差し入れ、左手を患者さんの右肩にかけて、グイッと自分に引き寄せるように起こすと、テコのような原理が働いてラクです。 ずっと前、テレビで見て覚えた方法なので、もしかしたら、その後、自己流になってしまっているかもしれませんが、・・・試してみてくださいね。
ではでは、今日はこのへんで。 イメージ作りに成功した方、是非、お友達に教えてあげてくださいませ〜。 ・・・私にも、コツを教えてくださると助かります♡ |
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