「東京オリンピック」
2020年3月15日
私の生まれるほんの少し前の父です。 オリンピックの選手村でボランティアドクターをしていたようです。
あまり自分のことは話さない人だったので、どんな体験があったのか、‥というか、そもそも選手村診療所で働いていたことも知りませんでした。
カメラは好きだったのですが、自分が写っている写真はあまり持たない人だったので。 これはちょっと珍しいかも。
東京オリンピックに少しでも携わったことが、やはり父にとって大切な何かになっていたのだと思います。 ずっと机の引き出しに入れてあったのですから。 何度引っ越しても。必ず。
私は昭和39年の11月3日生まれなので。 母のお腹の中で、当時の歓声を少しだけ漏れ聞いたかもしれませんね。
が、今度は自分の声がその歓声に直接混ざって渦巻きのように大きくなっていく波動を味わえるんだ!と思うと、とてつもなく楽しみ‥なんです‥。
新型肺炎ウィルス、本当に本当に本当に収まってほしいですね。
観客全員が大声を出しまくって握手してハグして頬っぺにチューして、思いきり選手を応援できること。 それがどんなに尊いことなのか、痛いほど感じている2020春です。
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